香港
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教育

香港の教育史および 香港日本人学校も参照香港科技大学

学年度は9月に開始され7月までの2学期制で、1学期目は9月から2月で、2学期目は3月から7月までとなっている。


幼稚園

2006年、香港政府は幼稚園児を持つ家庭への「学券」(教育バウチャー)の配布を発表した。当初は、非営利の幼稚園に限定するとしていたが、営利の幼稚園や子供をそこに預けている人々から反発され、政府は2007年9月以前に限って時限適用することを発表した。


初中等教育

イギリスの制度に準じ、初等教育6年間、中等教育7年間(前期中等教育3年間、後期中等教育2年間、予科2年間)となっている。義務教育は、初等教育と前期中等教育の合計9年間で、その間の授業料は無料となっている。


高等教育

政府認可を受けた法定大学(公立)が8校ある。1911年に創立された香港初の総合大学であり、香港の最高学府である香港大学や、1963年に3学院の合併により設立された香港中文大学が国際的に著名である。長らく、香港の大学は、この2校だけであった。その後、1984年に香港城市大学、1991年に香港科技大学、1994年に香港理工大学と香港浸会大学、1999年に嶺南大学が成立した。新設された香港科技大学以外は、いずれも既存の学院からの昇格である。他に香港公開大学がある。さらに2006年12月、樹仁学院が正式な大学への昇格を認可され、香港初の私立大学(政府からの資金援助を受けない)である香港樹仁大学となった。

大学以外の高等教育機関としては、法定学院(公立)が2校、註冊専上学院(私立)が2校ある。詳細は中国語Wikipedia「 ⇒香港の高等教育」の項を参照。

また、2000年からは「副学士」制度が導入された。アメリカのコミュニティー・カレッジが授与する準学士や日本の短期大学士に相当するが、香港では大学などが実施する2年もしくは3年のコースとして実施されている。


3+3+4学制

3+3+4学制は、返還後、董建華行政長官が推進した ⇒教育制度改革(中国語)の一環である。中等教育における予科(2年間)を廃止し、1年間ずつ後期中等教育と大学に振り分ける。その結果、前期中等教育が3年間、後期中等教育が3年間、大学が4年間となる。新制前期中等教育は2006年度から、新制後期中等教育は2009年度から、新制大学は2012年度から開始される。

改革の理由は二つある。従来の予科の教科内容が専門的かつ高度すぎ、むしろ大学入学後に学習するのが適切な部分が多いとの批判があった。また、3+3+4学制のほうが、アメリカ合衆国など主要な諸外国の教育制度と親和性が高いとされた。

後期中等教育(日本の高校に相当)から理科系と文科系に分かれるため、前期中等教育の3年生で選択が求められる。従来の後期中等教育修了テスト「香港中學會考」と予科修了テスト「香港高級程度會考」は、「 ⇒香港中學文憑考試(中国語)」に一本化される。


文化

詳細は香港の文化を参照


映画ジャッキー・チェン(成龍)

映画産業がイギリスの植民地時代から盛んであり、ゴールデン・ハーベストなどの大手映画制作会社の本拠地があるなど、中国語圏における映画産業の一大拠点として君臨しているだけでなく、日本や韓国と並びアジアの映画産業における中心の一つとなっている。

また、1960年代から現在に至るまで、ブルース・リージャッキー・チェンサモ・ハン・キンポーチョウ・ユンファなど数多くの世界的に有名な映画スターを生み出してきているほか、ウォン・カーウァイジョン・ウー、 レナード・ホー などの世界的に有名な映画監督を輩出しており、その存在感は非常に高い。


テレビ

地上波では、TVBATVの2局があり、広東語英語による放送が各2チャンネルずつ、合計4チャンネルである。広東語放送はマカオ広東省各地で受信されているだけでなく、マレーシアシンガポールオーストラリアでも一部番組が放送されており、香港文化伝搬のメディアとなっている。

鳳凰衛視などの香港系の衛星放送チャンネルもあるが、法規制を受けて、英語または国語で放送している。中国国内の衛星放送もおおむね受信可能であるが、個人で受信する例は多くない。

主なホテルでは、客室で日本の民放NHKの国際放送や欧米、中華人民共和国本土を含むアジア各国の番組を見られるようにしている例が多い。

ちなみに香港の多くの芸能人はTVBまたはATVの専属となっており、TVB専属のタレントはATVに出演できない(その逆もできない)。


美術香港藝術館

九龍の尖沙咀にある香港藝術館 (Hong Kong Museum of Art) や、新界の沙田にある香港文化博物館 (Hong Kong Heritage Museum) などの美術館や博物館では、新旧の作家の作品を鑑賞することができる。また、香港の各地にも個人法人の経営などによるギャラリーが点在しており、灣仔の香港藝術中心 (Hong Kong Arts Centre) では最近の作家を中心とした作品の展示が行われている。

2年に一度、香港の美術の祭典である『香港ビエンナーレ』が開かれる。また、イタリアヴェネツィアで2年に一度開かれる『ヴェネツィア・ビエンナーレ』にも、香港出身のアーティストによる作品が香港代表として出展がされる。

香港の著名な作家としては、トリコロールシートを使用した作品で知られるスタンレー・ウォン(又一山人)や、グラフィックデザイナーのアラン・チャン(陳幼堅)などが挙げられる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki