東京と並ぶアジアにおけるファッションの発信地として君臨しており、上海灘、ジョルダーノ、ジョイスなどの有名ブランドやセレクトショップの他、アラン・チャンやジョアンナ・ホーなどの世界的に著名なデザイナーやクリエイターを多数輩出している。地元デザイナーやブランドが多数いる上、中華人民共和国本土やアジア諸国など広大なマーケットを持つことから、香港ファッションウイーク(香港時装節春夏系列/秋冬系列)や香港国際毛皮時装展覧会(香港ファーファッションフェア)などのファッション関連のフェアやトレードショーなども定期的に行なわれている。
スポーツ香港ジョッキークラブ
詳細は香港のスポーツを参照
香港の国内オリンピック委員会(NOC)である香港体育協会及びオリンピック委員会は大陸のNOCである中国オリンピック委員会とは別個に国際オリンピック委員会の承認を得ている。このため香港のスポーツは1997年に香港が中国に復帰してからも、大陸のスポーツから完全に独立しており、国際大会には「チャイナホンコン」として出場する。大陸で盛んなスポーツでは選手選抜が大陸より容易であるため卓球選手など、本土から香港へ移住して出場する選手も少なくない。なお、香港出身のオリンピック金メダリストはヨットミストラル級のリー・ライ・シャン(李麗?)選手だけである。
近年に香港で行われる大規模なスポーツイベントとしては、「香港セブンス」と呼ばれる7人制ラグビーの大会や、市民約3万人が参加するスタンダード・チャータード香港マラソンなどがある。
香港はイギリス植民地であった影響から競馬が盛んである。このためウマの輸出入に対する検疫の制度整備は大陸より進んでいる。一方で大陸はこの検疫が厳重であるため2008年北京オリンピックの馬術競技は大陸での開催ではなく、香港の沙田競馬場及び隣接した施設で開催される予定となっている。既述の通り大陸と香港ではNOCの掌握が異なるが、オリンピック競技の一部が異なるNOCの領域で実施されるのは1956年のメルボルンオリンピック以来である。(競馬に関する詳細については香港の競馬を参照)
仏教・道教、ついでキリスト教徒(1993年ではプロテスタント 25 万 8,000 人、カトリック 24 万 9,180 人)が多い。
道教に根ざした思想や風習がひろく市民の間に浸透している。関帝や天后など道教の神を祀った寺院(道観)が、中心部・郊外を問わず、各所に建てられている。また、近代的なビルの一角やオフィス、店舗の片隅に関帝が祀られていたり、路傍などに土地神を祀る小さな祠がしつらえられていることも多く、そこには多くの場合、線香や供物が絶やさず供えられている。
イギリスによる長年の統治の影響により、キリスト教も比較的ひろく信仰されている。歴史的な建造物であるものから雑居ビルの一室のものまで含めた各宗派の教会や、キリスト教系の団体を母体とする福祉施設や学校などが数多く存在している。他にも仏教寺院やイスラム教のモスクなどもある。
中華料理飲茶
広東、潮州、四川、上海、北京、台湾、マカオ、客家などをはじめとする中華料理店が香港中にある他、飲茶の本場として知られており、これらの料理を楽しむために訪れる観光客も多い。このためもあり、香港政府観光局は毎年「Best of the Best-香港料理大賞」を開催して、料理界の盛り上げに一役買っている。
イギリス統治時代の影響から食文化も欧米化されており、イタリア料理やフランス料理、ドイツ料理などの洋食の人気も高い。また、比較的古くから日本料理も高い人気を保っており、在留邦人向けでなく、地元住民を主なターゲットとした寿司屋やラーメン店、居酒屋なども多い。ただし日本料理店は大きく2種類に分けられ、日本人の経営者もしくは板前がいて、食材も日本から空輸して提供している「正規な」日本料理店と、香港人が、これが日本料理であろうということで調理したものを提供する「日本料理 もどき」と呼ばれる店がある。在港日本人に人気があるのは当然前者のほうであり日本企業間での接待の場所、各方面の在港日本人会の会合場所として利用されるが、後者の評判は邦人の間ですこぶる悪く、もっぱら香港人の舌に合う料理として、香港人の間ではやっている。
他にも、家政婦や警備員、IT関連の職種に従事するためフィリピンやインドネシア、インド、タイなどからやってきている人たちも多く、これらの国の料理を中心としたエスニック料理店も多く、輸入食材を扱う店もあちこちにある。 また、韓国料理店も多くある。
軽食・ファストフード洋風ファストフード店「Caf? de Coral(大家樂)」
洋風または中華風の軽食を「茶餐廳」と呼ばれるカフェで食べることも多く、各種ファストフード店や、「餅店」と呼ばれるケーキ屋、パン屋も香港中で見ることができる。