1市単独で広域自治体(県や州)を構成する市は、特別市と称される。特に首都は過密化しやすい点から、特別市となっている所が多い。また、首都以外でも、首都に伍する過密都市(大抵は1つ)は、特別市とされる所もある。
一市単独で「県」を構成する首都
パリ市(フランス)
ブカレスト(ルーマニア)
一市単独で「州」を構成する首都
ジャカルタ特別市(インドネシア)
ソウル特別市(大韓民国)
北京市(中華人民共和国)
台北市(中華民国(台湾))
平壌直轄市(朝鮮民主主義人民共和国)
ウィーン市(オーストリア)
ベルリン特別市(ドイツ)
ソフィア市(ブルガリア)
ブエノスアイレス(アルゼンチン)
ワシントンD.C.(アメリカ合衆国)
ハバナ市(キューバ)
ボゴタ(コロンビア)
サンティアゴ市(チリ)
ブラジリア市(ブラジル)
メヒコ市(メキシコ)
一市単独で「郡」を構成する首都
ザグレブ(クロアチア)
ベオグラード(セルビア)
首都以外で、一市単独で「州」を構成する市
釜山広域市、大邱広域市、仁川広域市、光州広域市、大田広域市、蔚山広域市(大韓民国)
南浦直轄市、咸興直轄市、清津直轄市(朝鮮民主主義人民共和国)
高雄市(中華民国(台湾))
上海市、天津市、重慶市(中華人民共和国)
自由ハンザ都市ハンブルク(ドイツ)
脚注^ 江戸、京都、そして経済商業の中心であった大坂の三都市は当時の日本を代表する大都市であり、三都と通称されていた。
^ 考え方によっては、幕府の外交機関所在地(貿易港・出島のある長崎)も、首都機能のある部分を分担していたと見ることもできる。ただし、外交の決定は江戸で行われ、また、長崎は対ヨーロッパ・中国のみで、幕府以外が管轄する異域との外交機関も他に存在した。蝦夷地・和人地では松前藩がアイヌ人との、薩摩藩の鹿児島では仮屋(在番親方)にて琉球王国との外交があった(国際法上の国に当たらないとして外交と見ないこともある。なお、在外公館にあたるものに、李氏朝鮮にあった対馬藩の倭館、琉球王国にあった薩摩藩の仮屋(在番奉行)、清国福建にあった琉球王国の柔遠駅がある。
^ タイ王国の現在の首都はバンコクであるが、現国王のラーマ9世の主要な居住地は、プラチュワップキーリーカン県のリゾート地ホアヒンにあるクライカンウォン宮殿である。ただし、クライカンウォン宮殿はあくまで離宮であり、一般に国王自身の療養のための一時的な滞在と説明されている。また、タイの場合、宮殿、離宮あるいはその他の王室の住居がタイ国内各地に存在する。国王の形式上の住居はバンコクにある王宮であり、国王やその家族が実質的に住居し公務が行われる場所は同じくバンコクのチットラダー宮殿である。そのため、クライカンウォン宮殿への国王の一時滞在という事例は、首都と王宮所在地が必ずしも一致しない例とはなり得ないするのは難しい。
関連項目
首都機能
首都機能移転
首都圏
首都の一覧
かつての首都の一覧
日本の首都