現在の静岡市は、以前の静岡市(旧静岡市)と清水市(旧清水市)の新設合併(静清合併〈せいしんがっぺい、せいせいがっぺい〉)により、2003年4月に発足した。市の名称については、合併の際の合併協議会の多数決により「静岡市」となった。
2005年4月には、政令指定都市に移行した。
2006年3月31日には蒲原町を編入し、これによって飛地が発生した。これは、同じく庵原郡由比町では新静岡市との合併が議会で否決され、富士川町では合併相手として新静岡市を選ぶ割合が少数派だったためである。ただし、由比町では住民投票で合併賛成派が多数となった。2007年4月22日の由比町長選挙では合併推進の現職が当選、町議会議員選挙でも合併推進派が過半数となった。これに伴い、5月1日の由比町議会で、5月14日から合併推進室を設置することが可決された。これに基づき、「静岡市・由比町合併協議会」を再度設置して協議が進められ、2008年11月1日に合併することで双方が合意した。12月5日に合併調印式を開催。
平成に入ってからの静岡市の合併の経過
1991年(平成3年) - 静岡市(当時)、清水市、島田市、焼津市、藤枝市、富士川町、蒲原町、由比町、岡部町、大井川町の5市5町で、政令指定都市研究会を設置し、研究調査を行った。
1998年(平成10年) - 静岡市・清水市合併協議会を設置。2002年まで4年間にわたり、協議が行われた。
2003年(平成15年) - 合併協定書調印から1年間の準備期間を経て、静岡市と清水市が合併し、(新)静岡市となる。
2004年(平成16年) - 蒲原町、由比町とそれぞれ合併協議会を設置。
2006年(平成18年) - 蒲原町を合併。
市政
現在の市長は小嶋善吉。旧静岡市長であり、2003年合併に伴う市長選により選出された。現在2期目。(旧静岡市長をあわせると通算5期目)
市議会議員は、合併に伴う在任特例で2004年度末まで旧両市の議員がそのまま務めていた。その際は71名だったが、現在(2005年3月改選・2006年5月蒲原地区編入に伴う増員1)は定数54。
会派別議員数
会派名葵区駿河区清水区計
計20151954
静政会77721
自由民主党静岡市議会議員団75618
公明党静岡市議会2237
日本共産党静岡市議会議員団2125
民主・市民会議1012
市民自治福祉クラブ1001
欠員(計には含まない)0000
県政
静岡県議会議員 (定数74 2007年4月選挙 任期4年)
葵区:6人 会派別内訳(自由民主党 2、公明党静岡県議団 1、日本共産党静岡県議会議員団 1、無所属 2)
駿河区:4人 会派別内訳(自由民主党 2、公明党静岡県議団 1、民主党・無所属クラブ 1)
清水区:5人 会派別内訳(自由民主党 2、平成21 1、公明党静岡県議団 1、日本共産党静岡県議会議員団 1)
国政
衆議院議員
小選挙区 静岡1区(葵区・駿河区):上川陽子(自民党) 静岡4区(清水区・富士宮市・芝川町・庵原郡由比町・庵原郡富士川町):望月義夫(自民党)
比例代表 大口善徳(公明党) 田村謙治(民主党) 倉田雅年(自民党 = 地盤は沼津市・伊豆方面だが、出身は旧清水市)
参議院議員 なし
産業
2004年現在の事業所数は39,237で県内第1位。
産業別就業人口比(2004年)は、第一次産業0.1%、第二次産業26.9%、第三次産業73.0%である。
葵区郊外の安倍川上流の地区は、日本で緑茶栽培業が興った土地でもある。これ以降、安倍川上流の郊外部では緑茶栽培業が盛んになり、江戸時代には徳川将軍家に献上する御用茶の栽培が行われた。北原白秋作詞の『ちゃっきり節』は、この歴史に因んだご当地ソング(新民謡)である。
又、ワサビ栽培業の発祥地も、奥安倍の有東木(うとうぎ)地区である。また、足久保地区は、日本で初めて緑茶が植えられた地である。
農業(太字は本市で開発された品種)
緑茶(静岡茶)
(本山、やぶきたなど。市内各所で生産される。主な地区としては、葵区藁科地区、清水区両河内地区が、最高品質の緑茶の産地となっている。)
石垣イチゴ
(章姫、静岡11号、紅ほっぺ等。国道150号沿いの駿河区久能地区、清水区駒越地区)
ワサビ(奥安倍の葵区有東木など)
温州みかん(青島温州、清見、はるみなど。)
その他柑橘類(スルガエレガントなど。)
(主な産地:葵区麻機、清水区興津清見寺町、駿河区小坂など)
レンコン(葵区麻機地区)
大豆(枝豆)(清水区三保地区、折戸地区、駒越地区)
バラ(清水区庵原地区、興津地区)
桃(駿河区長田地区)
水産業・遠洋漁業
焼津漁港は、まぐろ水揚日本一である。
蒲原漁港は、桜海老漁が盛んである。
用宗漁港は、しらす漁が盛んである。