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そして「碧(あお)」の表記も使用されることがある。

青く澄んで見える石の意味があり、あお、みどり、あおみどり。無色の奥から浮き出す青緑色とある。

碧はミドリとも読む。その場合、「青」よりもさらに緑色に近い色であることを強調して用いるケースが多い。 色合いとしては「青緑」に近く、「青」に含まれるが「蒼」や「藍」とは確かに区別される。 これらもまた総称としての青の範疇であるが、「青」よりも固有色名としての性格が強い。

中国では、特に玉石の色を指す[要出典]。


光としての青

Blue (webcolor)
 16進表記#0000ff
光の三原色。左の円が青(ブルー)

青(Blue)は光の三原色のひとつで、カラーモニターやウェブサイト上で用いられ、 (Red)・(Green)と共に使われるためRGBと呼ばれる。この場合の青はRGB値で表すと

( R, G, B ) = ( 0, 0, 255 )

で表され、ウェブブラウザでBlueと指定したときは、16進数を用いて#0000FFとして定義される(右図)。 色合いとしては日本語の「青」からイメージする色合いよりもやや紫みを帯びた鮮やかな色である。

ウェブカラーとしてはさらにLightBlue、MediumBlue、DarkBlueの三色が以下のように定義されている。

LightBlue (webcolor)
 16進表記#ADD8E6

MediumBlue (webcolor)
 16進表記#0000CD

DarkBlue (webcolor)
 16進表記#00008B



物体色としての青


印刷技術における青

現在の印刷で使われ青はシアンと呼ばれる。シアンにはフタロシアニンブルーが使われる。また、光の三原色の青に色合いが似た色は、シアンマゼンタで作ることができる。


JIS規格における青

青(JIS慣用色名
 マンセル値10B 4/14

ブルー(JIS慣用色名
 マンセル値2.5PB 4.5/10

JISの規格では青およびブルーがそれぞれ定義されている。この両者の色は微妙に異なる色として定義されている。 実際の色の違いは右の表を参照。



青の色料

は太古より使用されており現在でも重要な染料・顔料である。現在より遥かに高級であった古来の絵画などで、美しい紫青色を出す顔料には半貴石ラピスラズリを原料とした顔料を用いた。これは海の彼方から運ばれてきたのでウルトラマリンと呼ばれ珍重された。その後科学が発達し合成色素、合成顔料が生産されるようになった。1704年ドイツで作られた紺青(プルシアンブルー:プロシアの青)は赤みの強い青色顔料であり、最初の合成顔料とされているが、現在でも生産されている。青色顔料として現在最も多用されるのは、葉緑素に似た化学構造を持つフタロシアニン青であり、銅フタロシアニンであるC.I.Name Pigment Blue15:3などが上述シアンとして使用されている。なおプルシャンブルーやフタロシアニン青より明るい青色顔料としてはコバルトブルー(アルミン酸コバルト)やセルリアンブルー(錫酸コバルト)、コバルトクロム青、コバルト-アルミ-珪素酸化物(Oxide Co-Al-Si)、酸化コバルト-亜鉛-珪素(:Oxide Co-Zn-Si)、マンガン青等がある。


ウルトラマリン青 Ultramarine Blue合成ウルトラマリン青

現在より遥かに高級であった古来の絵画などで、美しい紫青色を出す顔料には半貴石ラピスラズリを原料とした顔料を用いた。これは海のかなたから運ばれてきたのでウルトラマリンと呼ばれ珍重された。


人工ウルトラマリン青 Ultramarine Blue artifical

フレンチウルトラマリンとも言われる。極めて高彩度で、いかなる顔料でもこの色は再現できない。


天然ウルトラマリン青 Ultramarine Blue natural

ラピスラズリの原石を精製しウルトラマリン(ブルー)の絵具を作る技術は12、13世紀に発達したとされる。


瑠璃 ラピスラズリ Lapis Lazuli

ラピスラズリは精製せずに用いられたこともあった。


岩群青 Azurite藍銅鉱

アズライトは鉱石の藍銅鉱、つまり塩基性炭酸銅より得られる天然の青色顔料である。15世紀から17世紀中ごろにかけてヨーロッパ絵画で、最も重要な顔料であったことは疑いがない[2]。緑色の塩基性炭酸銅であるマラカイトと共存していることがよくある。他の鉱物性顔料と同様、粉砕したものをよく選別した後、水洗、挽いて粉にし、水簸(すいひ)して製品とする。細かく挽くと淡色になり着色力も弱いので、かなり荒めに引く。粗粒のアズライトは紫青色をしている。絵画におけるアズライトの変色は、ニスによる見かけ上の場合が多い。変色はこの顔料は給水してマラカイトが出きることがある。熱と温アルカリで黒変、酸に対しては、酢酸であっても溶解する。ただし、普通は安定している。


プロシア青 Prussian Blue

プロシア青は1704年ドイツで作られた青色顔料であり、最初の合成顔料とされているが、現在でも生産されている。通常、紺青と言えばプロシア青のことである。


コバルト系顔料

スマルト、コバルトブルー(アルミン酸コバルト)、錫酸コバルト、コバルトクロム青、コバルト-アルミ-珪素 酸化物、コバルト-亜鉛-珪素 酸化物などがある。


花紺青 Smalt

スマルトは最古のコバルト系顔料である。ガラス質の人工顔料で酸化コバルトを用い濃く着色した珪酸ガラスを粉砕したものである。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki