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人工ウルトラマリン青 Ultramarine Blue artifical

フレンチウルトラマリンとも言われる。極めて高彩度で、いかなる顔料でもこの色は再現できない。


天然ウルトラマリン青 Ultramarine Blue natural

ラピスラズリの原石を精製しウルトラマリン(ブルー)の絵具を作る技術は12、13世紀に発達したとされる。


瑠璃 ラピスラズリ Lapis Lazuli

ラピスラズリは精製せずに用いられたこともあった。


岩群青 Azurite藍銅鉱

アズライトは鉱石の藍銅鉱、つまり塩基性炭酸銅より得られる天然の青色顔料である。15世紀から17世紀中ごろにかけてヨーロッパ絵画で、最も重要な顔料であったことは疑いがない[2]。緑色の塩基性炭酸銅であるマラカイトと共存していることがよくある。他の鉱物性顔料と同様、粉砕したものをよく選別した後、水洗、挽いて粉にし、水簸(すいひ)して製品とする。細かく挽くと淡色になり着色力も弱いので、かなり荒めに引く。粗粒のアズライトは紫青色をしている。絵画におけるアズライトの変色は、ニスによる見かけ上の場合が多い。変色はこの顔料は給水してマラカイトが出きることがある。熱と温アルカリで黒変、酸に対しては、酢酸であっても溶解する。ただし、普通は安定している。


プロシア青 Prussian Blue

プロシア青は1704年ドイツで作られた青色顔料であり、最初の合成顔料とされているが、現在でも生産されている。通常、紺青と言えばプロシア青のことである。


コバルト系顔料

スマルト、コバルトブルー(アルミン酸コバルト)、セルリアンブルー(錫酸コバルト)、コバルトクロム青、コバルト-アルミ-珪素 酸化物、コバルト-亜鉛-珪素酸化物などがある。


花紺青 Smalt

スマルトは最古のコバルト系顔料である。ガラス質の人工顔料で酸化コバルトを用い濃く着色した珪酸ガラスを粉砕したものである。


アルミン酸コバルト Cobalt Blue

絵画用としては1800年代の中ごろから好んでよく使用されるようになった。絵画用としては、含水酸化クロムの絵具などと混合し用いられ、コバルトクロム緑などより美しい緑を作る。


錫酸コバルト Cerulean

錫酸コバルトを、ラウニー商会が油絵具等に用いたのは、1860年代になってのことである。そのときの名称が「セルリアン」であり、現在でもラウニーは「セルリアン」の名称で販売している。錫酸コバルトは透過光では緑青色になる特異な色合いの青色顔料である。英語のceruleanは「青空色」を意味する[3]


コバルトクロム青 Cobalt Chromium Blue

コバルトとクロムを含む酸化物固熔体で、堅牢性は極めて高く、絵画技法をはじめ、耐熱性を要求される分野、例えば窯業に至る広い用途を持っている。コバルトクロム緑の変種でクロム含有量が少ないもの。


コバルト-アルミ-珪素 酸化物

コバルト-アルミ-珪素酸化物を参照。紺青と呼ばれる。


コバルト-亜鉛-珪素 酸化物

コバルト-亜鉛-珪素酸化物は、「コバルトブルーディープ」の名で顔料や絵具として流通している。


マンガン青 Manganese Blue

マンガン青は極めて赤味の少ない青色顔料である。1930年代から工業的に製造されるようになった。特異な色相を持ち、現在でも他の顔料・染料で代替できない色合いをしている。環境配慮のために現在製造されていない。


藍 Indigo

藍は植物であるから取れる青藍の色料である。植物である藍は、藍は微量ながら赤紫の染料も含んでいる。現在では合成藍が存在し組成は同じである。藍は染料として認知され染色に使用されるが、体質顔料に定着させる等の処理をせずに顔料として使用出来る。詳しくはインディゴを参照。


フタロシアニン Phthalocyanineフタロシアニンの銅錯体

青色顔料として現在最も多用されるのは、葉緑素に似た化学構造を持つフタロシアニンである。1933年、I.C.I.(インペリアル ケミカル インダストリー)社のリンステッドたちがフタロシアニンと命名、1935年に工業化され、モナストラルブルーの名で商品顔料になった。アメリカでは、1936年に別の名で取引が始まる。鮮明で着色力が非常に強く、プロシア青の倍程の着色力がある。濃色では赤味が強いが淡色では赤味が減じる。有機溶剤には溶解しない。濃硫酸塩酸以外の酸、アルカリには溶解しない。酸化剤、還元剤にも耐性がある。赤と黄の光を殆ど吸収し緑と青の光を反射するので、三色印刷に求められる、理想的な純粋の青に極めて近いものになる。絵具として商品化されたのは1936年に商品化されたすぐ後である。フタロシアニン青である銅フタロシアニン Colour Index Generic Name Pigment Blue15:3などが印刷以外でも、色の三原色のひとつという意識の下使われることがある。フタロシアニンはフタロシアニン青に続いて開発され塩素化銅フタロシアニンは1838年に商品化された。銅フタロシアニンも無金属フタロシアニンも良く用いられる。

フタロシアニンのベンゼン環にスルホン基を導入して可溶性染料として金属塩を用いて体質顔料上に定着したレーキは、鮮明で安価なので学童用に用いられることがある。しかし、耐光性に劣り、油絵具化するとブリード(滲出)する。


青に関する事項

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緑を指す「青」

日本語の「青」「あお」は、緑色を意味することがある。漢字や中国語の「青」も、実際は緑を意味する語が多い(青梗菜、青果など)。 現代の中国語では、“blue”を「藍」、“green”を「香vと表記して区別する。たとえば獄油的稻田(青々とした稲田)と蔚藍的大海(青々とした海)などである。


自然界の青

大量の湖沼プールなど)や、晴れている日の昼間のは、青く見える。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki