開設場所としては
インターネットのウェブ
パソコン通信
組織内のグループウェアやeラーニングシステム内
が主なものである。
また、インターネット上で情報のやりとりを行うという点では、
ネットニュース
メーリングリスト
も類似のシステムといえる。
中規模・大規模な電子掲示板サイトを運営する際には、参加者をどう集めるか(どう絞るか)が大きなポイントになる。
閲覧や投稿に関して、大まかに区分すると、
いつでも誰でも参加できるもの(インターネットの掲示板など)
参加者は事前に参加申込み・登録をする必要があるもの(パソコン通信、インターネットの掲示板の一部など)
企業・大学内等の限定されたメンバーのみが利用するもの(グループウェアなど)
があり、それぞれの枠組みによってコミュニケーションの質は変わってくる。ハードルを低くして誰でも参加できるシステムでは、公序良俗やルールに従わずに場を荒らす者が現れることもあるが、一方であまりハードルを高くすると、発言者が毎回限られたり、話題が限定されたりしてきて活気がなくなるといった問題が生じることもある。
誰でも参加できるインターネット上の電子掲示板では、互いに面識のない利用者同士がネット上だけで会話していることが多い。その中では、現実社会とは異なるネット社会のマナー(ネチケット)が必要とされることがある。また、主に電子掲示板上のみで見られる社会現象(荒らしなど)や用語がある。
以下には、主に電子掲示板やネットニュース上で使われる言葉をいくつか挙げる。
詳細はハンドルネームを参照掲示板に書き込む場合に使用する名前のこと。多くの場合、本名とは別なものを使う。掲示板上でのニックネームとも言える。英語ではハンドル(Handle) だけで用語として成立する。
シグネチャネットニュースの用語。文末に付け、所属・氏名・メールアドレスなどを記した署名(英語: Signature)のこと。略してシグ、シグネともいう。本名とハンドルネームを併記する場合もある。電子掲示板(特に匿名掲示板)で使われることは極めて少ない。
書き込み掲示板にスレッドや意見・情報などを投稿すること、また、その投稿内容のこと。カキコともいう。ネットニュースでは、投稿、またはポストと呼ぶ。
スレッド、トピックある特定の話題・テーマに関する書き込みの集まりのこと。略してスレともいう。記事。スレッドを作成することを「スレッドを立てる」といい、スレッド内の投稿に関わる返信が続いていくことでスレッドが形成される(誰も返信しなくともスレッドとは言う)。スレッドを立てた人のことをスレ主ということがある。最初の話題提供がその後の流れ(盛り上がるか寂れるか)に大きく影響し、盛り上がりが良い、あるいは盛り上がる要素が十二分にある場合「良スレ」と略される。またスレッド趣旨に沿わない投稿は、スレッド違いを略し「スレ違い(さらに略して「スレチ」とも)」とも呼ばれる。 スレ主の同義語に(レス番号が1であることから)1さんがある。なお、スレッドに返信することはレスという。トピック(略してトピ)も同じ意味であり、表現は掲示板によって異なる。(ただし、Yahoo!掲示板のようにトピックを使っている電子掲示板でもスレッドを使うユーザーがいる。)
また、一時期のYahoo!掲示板やOTD BBSのように、親記事-子記事関係を分かりやすく、それぞれの書き込みのタイトルが分かるようにする表示形式を示すこともある。
レスある書き込みに対して返信を投稿すること、また、その投稿内容のこと。語源は「レスポンス」(英語: "Response")。詳しくはレスの項を参照。ネットニュースではフォローアップ、あるいは略してフォローと呼ぶ。
引用他人の書き込みをコピーすること、またそのコピーした内容のこと。人によっては、それを用いて相手に返信することがある。多くの場合は引用であることを示すために、引用部分の行頭に「>」などの記号を付加する。不必要に全文を引用することや、引用とそれ以外の境界が不明確なのはマナー違反とされたり、著作権法上の観点から不適切とされることがある。メーリングリストの場合、返信の際にメーラー(メールを読み書きできるプログラム)の設定によっては自動的に相手の書き込みを全文引用することがあるため、引用文をそのまま返信→別の人がまた引用して返信……が繰り返され、異様な長文になってしまうことがある。
ROMロムと読む。掲示板を閲覧するだけで、書き込みを行わない者のこと。Read Only Memberの項を参照。反対用語はRAM(ラム、英語: Random Access Member の略)、あるいはアクティブ(活発に書き込みを行う人)という。「1人のRAMの背後には10人のROMがいる」という格言がある。資格要件の厳しいメーリングリストでは一定期間ロム状態が続くと、メンバーから外されることもある。
キャンセル投稿を削除すること。下記のように掲示板システムによって若干異なる。
パソコン通信やグループウェアでは、いったん書き込んだ投稿でも投稿者本人(および管理者)が削除できる仕様になっていることが多い。
インターネットの掲示板の中には、仕様により削除ができる場合もある(「キャンセル」と言うことは少ない)。これは書き込み時にパスワードを入力しておき、パスワードを入れれば削除できるなどの仕様になっている。投稿者本人が削除できない掲示板の場合は、管理者に削除を依頼するなどの方法をとっている。
メーリングリストでは、書き込みのメールを送信した時点でメールが転送されるため、キャンセルはできない。
ネットニュースには、自分の投稿に対してキャンセル操作を行う仕様がある(「削除」とは言うことは少ない)。ただし、キャンセルの投稿が転送されるまでに時間がかかるが多い上、一部のニュースサーバではキャンセル操作をしてもキャンセルが効かないことがある(キャンセル指示の投稿をニュースサーバが無視する)。
正当な理由なく他人の投稿をキャンセルするのは、マナー違反とされることが多い。また、多くのシステムでは、他人の投稿をキャンセルするには、その人のパスワードやメールアドレスを入力し、本人になりすます必要があり、そのような行動は不正行為とみなされる場合がある。
マルチポストあちこちの掲示板・スレッドに同じことを書き込む行為。マナー違反とされる。詳しくはマルチポストの項を参照。ネットニュースの場合はクロスポストという機能があり、マルチポストとは区別される(後述)。
フレーム掲示板上で起こる論争や喧嘩のこと。英語の flame (炎という意味)に由来し、そこから炎上とも呼ばれる。パソコン通信初期の時代から存在する。掲示板では、対面しての論争とは違い、相手の話を遮ることができない。そのため一方的な内容になりやすい。また懸命に書いたところで、言葉の意味合いを上手く伝えられるほど文章を上手に書ける人はおらず、細かい揚げ足どりに終始して、互いが感情的になり、収拾がつかなくなることが多い。原因のほとんどは、要望・苦情のような議論を直接関係のない第三者に提起して無理に同意を求めようとすることと、地域性・立場・趣味などの価値観の違いを考慮しない文章を書くこと、にある。
以下に挙げる用語は、匿名掲示板によく見られるものである。
荒らしなど
荒らし
面白半分で、あるいは自分や自分の属する組織などに都合の悪いことが書かれた報復のため、悪戯書きを繰り返すことである。