箜篌、五弦琵琶、阮咸、排簫、尺八(近世邦楽の尺八と異なる)、?、方響など
明治時代にも正倉院にのこる残欠を参考に箜篌や五弦琵琶などを復元したことがある。江戸時代からとだえることなくつたわる漆工芸や螺鈿の技術等により工芸品としては高度なものであるが、弦の張力は演奏に耐えるものではなく、演奏のための楽器としての復元は昭和になってからである。
雅楽器を用いた宗教音楽、祭典楽などがある。
「浦安の舞」「悠久の舞」「豊栄の舞」「朝日舞」など近代に作られた神楽( ⇒s:近代に作られた神楽)
真如苑の古楽器復元し仏教声明と融合した「千年の響き」
岡山県(黒住教、金光教)発祥の、雅楽と能楽・俗楽の要素が合わさった「吉備楽」 ⇒[1]
金光教楽長尾原音人によって創始された金光教祭典楽の「中正楽」 ⇒[2]
国立劇場では、雅楽の編成のための新しい作品を現代の国内外の作曲家に委嘱し、演奏している。国立劇場以外の民間でも同様の試みが行われている。特に武満徹の「秋庭歌一具」(1973年 - 1979年)は優秀な解釈により頻繁に演奏され、現代雅楽の欠かせないレパートリーとなっている。
ポップスの分野では篳篥の東儀秀樹が、篳篥の音色を生かしたポピュラー音楽の編曲および自作を演奏し、メディアにも頻繁に出演するなど、雅楽のイメージを一新し一般に紹介している。
また東儀の他に、雅楽器も用いた演奏集団 ⇒「MAHORA」、 音楽理論の分析・研究に重点を置き現代的雅楽曲を創作する、芸術団体 ⇒「天地雅楽」などがある。
詳しくは現代雅楽の項を参照。
雅楽にまつわる言葉
塩梅(あんばい)
西洋音楽で言うところのメリスマ。近似する音程へ徐々に移行する一種のポルタメント。ゆっくりと慎重に音程を変更するところから、具合を測りつつ物事を進めるさまを表す。
八多羅(やたら)、八多羅滅多羅(やたらめったら)、滅多(めった)
現在は矢鱈と書くがこれは明治時代に夏目漱石によって作られた当て字で、本来は雅楽の拍子を指す。2拍子と3拍子のリズム細胞を繋げる変拍子。転じて、リズムが合わずめちゃくちゃで大袈裟な身振りや様を指す。多羅(たら)はサンスクリットのターラ(リズム)に由来する。
打ち合わせ(うちあわせ)
管楽器同士で練習をした後、打楽器を交えて、最終的なリハーサルをしたことから。
野暮(やぼ)
笙の17本の管のうち「也」と「毛」の音が使用されないことから。
様になる(さま-)/左舞なる(さまい-)
左舞(さまい)が上達することから。
上手い(うまい)
右舞(うまい)から。
二の舞を舞う(にのまいをまう)
「二ノ舞」は「安摩」とセットの番舞、ただし例外的にどちらも左方に属し、装束のみ二ノ舞は右方の装束。安摩が上手に舞った後、二ノ舞は真似て舞おうとするが、上手に出来ずに滑稽な動きになるという設定。転じて他人の成功 を真似て失敗すること。他人の失敗 を繰り返す例に使われるのは本来は誤用。
呂律(ろれつ)
古くは「りょりつ」とも読んだ。呂と律は雅楽における曲調の大分類であり(上述の曲の調子を参照)、呂律は広い意味での曲の調子を意味する。呂旋法を前提に作られた曲を律旋法で詠おうとすると調子がおかしくなることから、音の調子が合わない(転じて詠唱や講演でうまく言葉が続けて発音できない)ことを「呂律が回らない」と表現するようになった。
二の句を継げない(にのくをつげない)
朗詠で、一の句から二の句に移る時、急に高音となるため歌うのが難しいことから。 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
神社等で行われ、録音、撮影可能なもの ※は童舞(厚化粧の少年、または少女)が登場
北海道
東北
北関東
5月上旬:雅楽鑑賞の夕べ - 群馬県護国神社(高崎市)
10月上旬:雅楽秋の演奏会 - 貫前神社(富岡市)
11月中旬:舞楽祭 - 笠間稲荷神社(笠間市)※
南関東
7月上旬:雅楽の夕べ - 大宮八幡宮(杉並区)
中部
4月16日:東照宮祭 - 名古屋東照宮(名古屋市中区)
4月29日:春季神楽祭 - 伊勢神宮(伊勢市)※
5月1日:舞楽神事 - 熱田神宮(名古屋市熱田区)※
京都府
4月上旬:お花祭 - 観音寺(山崎聖天)(大山崎町)※
5月中旬:三船祭(京都市右京区)※
7月7日:水祭り - 貴船神社(京都市左京区)※
9月15日未明:石清水祭 - 石清水八幡宮(八幡市)※
11月中旬:嵐山もみじ祭(京都市右京区)※
その他の関西
4月22日:聖霊会 - 四天王寺(大阪市天王寺区)※
5月5日:こどもの日舞楽演奏会 - 春日大社(奈良市)※