西宮市では、市立の全ての小学校および中学校の生徒による体育大会を、阪神甲子園球場にて毎年秋にそれぞれ1回開催している。
小学校と中学校は別々の開催であり、それぞれ「小学校連合体育大会(略称・小連体)」、「中学校連合体育大会(略称・中連体)」と呼ばれている。中連体は全員参加だが、小連体は6年生のみの参加である(かつては5年生も参加していた)。
球場まで市内南部の学校からはいずれも徒歩で向かうが、北部(生瀬駅、西宮名塩駅周辺など)の学校からはバスで向かっている。
参加各校の生徒はスタンドで待機しつつ、観戦および応援をする。なお、観戦場所は学校毎に指定されているため、学校によって外野席になったり、屋根・テーブル付きの中央特別指定席になったりして差が出る(ただ場所は毎年順番に変わる)。
内容は、学校対抗でリレーなどのトラック競技を行ったり、市内全学校が地区毎に数ブロックに分かれて共同でマスゲーム・組体操を披露するものである。もちろん球場のフィールド内で行われるため、参加者全員が「甲子園の土を踏む」(といっても外野部分で組体操などを披露する生徒達は踏めないが)わけである。
この「甲子園の土を踏む」ことは全国の野球少年のあこがれであるが、少年期に西宮市に在住し、市立の小学校高学年または中学校に通った者であれば、その多くが「甲子園の土を踏む」ことを、男女を問わず実際に体験していることになる。
甲子園の外野部分の天然芝の中にはミミズが多数生息しており、特に裸足で行う組体操の時には、このミミズがしばしば参加者を驚かせることがある。また、連合体育大会開催前日には、甲子園球場近くの小・中学校が、甲子園球場周辺を掃除している。
中連体では、全プログラム終了後には、各校ごとに校歌を歌いながら人文字やエール交換をする。
阪神甲子園球場の改装工事に伴い、小連体・中連体共に2007年度から2009年度までの3年間休止される。
映画・テレビドラマのロケーション
2002年公開の長嶋一茂主演の映画「ミスター・ルーキー」にて、阪神の試合や胴上げのシーンのロケが行われた。主に11月頃に撮影されたため、シーズン中の真夏の試合のシーンでは、出演者、エキストラ共に薄着で寒さに震えながらのロケであった。ちなみに、この映画には桧山進次郎や矢野輝弘など阪神の現役選手やランディ・バース、さらには当時大阪ガス硬式野球部に在籍していた能見篤史もチームメイトとして出演している。
2005年冬季編成(1 - 3月)にTBS系(JNN)全国ネット放送の木曜22時ドラマ「H2?君といた日々?」で、高校野球の全国大会に出場するシーンの撮影に当球場が実際に使用された。但し、この時は実際の大会のようなフェンスのシート隠しはしなかった。またバックネットのフェンス広告は当時回転広告盤を設置する工事が行われていたため、通常より高めの仮設フェンスを使って隠していた
2007年の夏にDVDとして発売した「THE HANSHIN KOSHIEN STADIUM ?大正・昭和・平成 悠久の時を経て?」では阪神甲子園球場の様々な位置にカメラが入る。
交通機関甲子園駅西口。開催日には多数の観客で混雑するが、阪神電気鉄道では大量の乗客の扱いに比較的慣れており、試合展開を先読みして臨時列車を運転するなどの対策を行う。
列車・バス
阪神本線甲子園駅下車。この経路は最も多く利用されている。
甲子園駅の隣駅である鳴尾駅(大阪側)、久寿川駅(神戸側)までは1km弱の距離である。試合終了後、空いている列車に乗るため両駅へ歩いていく客もいる。
JR神戸線甲子園口駅からは約2km離れており、徒歩だと30分程かかる。阪神電鉄バスで約10分、阪神甲子園下車。
阪神電鉄バス・阪神バス阪神甲子園またはららぽーと甲子園西下車。なお、阪神電鉄バス宝塚甲子園線では、定期便終了後もナイトゲーム終了20分後には、宝塚行き臨時便が運行される。
同様にナイトゲーム終了20分後に出発する臨時便として、2005年シーズンから、大阪・なんば(JR難波駅前)への直通バスを阪神電鉄バスが運行している。さらに2008年シーズンから、阪急神戸線西宮北口駅への直通バスを阪神電鉄バスと阪急バスが共同運行している。
自家用車
甲子園阪神パークが閉園した2003年までは、阪神パークの南側にあった大駐車場を球場の客向けに使用していた。また、2002年までは甲子園競輪場の駐車場を借用することで、両駐車場合わせて2000台以上の駐車スペースを確保していた。
実は駐車場は球場の南方約1kmの場所にごく少数だけ用意されているが、あくまで高校野球大会などの際の遠方からの来客と観戦ツアーバスのために用意されているものである(球場まで距離があり夏の高校野球時には炎天下歩くことになる)。
阪神西宮駅などの少々離れた駅近くの駐車場に車を停めて、電車や路線バスで来場することをCMや駅や車内の広告などで告知する形で電鉄・球団側が勧めており、球場内でも頻繁にアナウンスされている。高校野球出場高校の中には自校の応援貸切バスを球場近くのマンションといった一般住宅の駐車場を開催期間借用する形で使用したり、球場至近のダイエー甲子園店の駐車場や野球開催時にのみ営業される私営駐車場を観客が利用するといった事も多々見られる。
脚注^ 全収容人員の4割程度を占めている。他のプロ野球球団の本拠地は2?3割の球場が多い。他には宮崎サンマリンスタジアムが4割程度、12,000人の規模となっている。
^ これには、「一緒に観戦していた息子の太郎がふと呟いたのを一平が採用した」という説と「登山家藤木十九二がスタンドをアルプスに形容したのを伝え聞いた一平が採用した」という説がある。
^ 土曜・日曜は昨年までラジオ大阪?今年から文化放送が使用か?。