閏秒
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NTP(Network Time Protocol)はコンピュータどうしの時刻を同期させるプロトコルである。正確な時刻の同期が必要なサーバ系OSで広く使われており、現在ではWindows系OS(『インターネット時刻に同期』)などPCでも利用可能である。

NTPサーバは時刻を比較する相手となる他のNTPサーバと時刻情報をやり取りするが、直前に閏秒が挿入・削除された場合にそれを示す警告情報も一緒にやり取りする。閏秒は1秒ステップさせるため、これがなければ突然他のNTPサーバより時刻が遅れた(進んだ)ようにみえ、閏秒挿入・削除後しばらくの間、時刻精度に影響を及ぼすと考えられるからである。

受け取った側がどう処理するかはNTPサーバプログラムの実装に任されるが、削除された1秒に自動起動するサービスがあるかもしれないため注意が必要である。また現実には、他のNTPサーバの閏秒情報を鵜呑みにすると偽の閏秒情報で時刻が狂わされる危険が考えられるため、コンピュータの管理者が編集・設置する『閏秒情報ファイル』を使って時刻のオフセットを管理する場合がある。


GPS(Global Positioning System)

GPS は測位に使われるシステムであるが、人工衛星に積んだ原子時計(これはまた地上からの指令で校正される)から受信地点に電波が届く時刻を立体三角法で計測して位置を推定するため、その原理上受信機は極めて高精度の時刻を得ている。

GPS衛星がもっている時刻はGPS時刻とよばれ、1980年1月6日にUTと同一(TAI - 19秒)であった。その後閏秒が挿入(削除されたことはない)されても修正されていない。したがってGPS時刻はUTに比べ、このとき以降挿入された閏秒の実施回数秒だけ進んでいる。

ただし前述のようにGPS受信機は簡単に高精度の時刻を取り出せる基準時計として利用されることが多いため、ブロードキャストメッセージにUTとGPS時刻の差(閏秒の実施回数)が含まれており、受信機が修正して出力している。


過去の実施日

※UTC、すべて正の閏秒。
1972年6月30日

1972年12月31日

1973年12月31日

1974年12月31日

1975年12月31日

1976年12月31日

1977年12月31日

1978年12月31日

1979年12月31日

1981年6月30日

1982年6月30日

1983年6月30日

1985年6月30日

1987年12月31日

1989年12月31日

1990年12月31日

1992年6月30日

1993年6月30日

1994年6月30日

1995年12月31日

1997年6月30日

1998年12月31日

2005年12月31日

2008年12月31日 (将来)


外部リンク ウィキソースに ⇒標準時の調整の公表についての原文があります。

うるう秒実施日一覧(情報通信研究機構電磁波計測部門日本標準時グループ)

2006年1月1日の「うるう秒」挿入のお知らせ(JST)(情報通信研究機構報道発表)

閏秒のページ(横浜市青少年育成協会)

GPS, UTC, and TAI clocks
カテゴリ: 時間 | 暦法

更新日時:2008年8月5日(火)11:28
取得日時:2008/08/20 21:01


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen