酸化数
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なお、この方法で求めた酸化数は必ずしも正しく対象原子の電子密度を反映していない。 そのため特に形式酸化数と呼ばれることもある。 例えばカルボニル配位子は逆供与によって中心金属の電子密度を低下させるが、上記の計算方法によればカルボニル配位子は金属の酸化数を変化させない。 また金属-水素結合を持つ錯体の中はブレンステッド酸として振る舞いプロトンを放出するものがある。この場合、上記の計算方法では単なる酸の解離が酸化反応として扱われてしまう。


計算化学による酸化数の計算

計算化学の手法により化合物中の各原子の電子密度を計算することが可能である。 代表的な手法としてはロバート・マリケンのポピュレーション解析 (population analysis) と呼ばれる手法がある。 これは分子軌道法によって計算した軌道の係数から各原子に電子数を割り当てる手法である。 原子の持つ正電荷と割り当てられた電子数との差を正味電荷という。 このような手法で求めた電子数は単なる目安ではなく根拠を伴った数値であるので、酸化数ではなく電荷と呼ぶことが多い。 カテゴリ: 化学

更新日時:2008年3月7日(金)13:34
取得日時:2008/07/18 15:13


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki