遊びは非常に多岐にわたっており、適当に分類することは難しい。遊びには自然発生的に形成され、世代や地域ごとに伝えられていくものと、パッケージ化・商品化して提供されるものがある。パッケージ化されたものは人間の創造力の成長を阻害するとして、批判の対象にされることもある一方で、広大で多様な市場を形成しており、いわゆる玩具など遊びに用いる器具は、素朴なものから複雑で最新の技術を導入したものまで、様々な物品が流通している。また、この玩具と遊びを通して教育や能力開発を行おうという考え方もあり、知育玩具のように遊びを通して成長を促そうという分野も存在する。
フランスの思想家、ロジェ・カイヨワはホイジンガの著書「ホモ・ルーデンス」に影響を受け、「遊びと人間」を執筆した。その中でカイヨワは遊びを次の4つ要素に分類している。
アゴン(競争):運動や格闘技、子供のかけっこ
アレア(偶然):くじ(宝くじなど)、じゃんけん、ギャンブル(競馬など)
ミミクリ(模倣):演劇、物真似、ままごと
イリンクス(めまい):メリーゴーランド、ブランコ
参考文献
安田武『「遊び」の論』永田書房 1968年
ロジェ・カイヨワ『遊びと人間 増補改訂版』講談社 1971年
多田道太郎『遊びと人間』筑摩書房 1978年
ジャック・アンリオ『遊びー遊ぶ主体の現象学へ』(新装版)白水社 2000年
増川宏一『遊戯 その歴史と研究の歩み』ものと人間の文化史134 法政大学出版局 2006年
関連項目
ゲーム
こどもの文化
趣味
メディア
遊び場 - 大人の遊び場
遊ぶための専用の場所・施設・地域が設けられる場合もある。ただし「大人の遊び場」ではフラストレーション発散などの、別の意味を含む。
遊戯療法
遊びを通して治療を行おうという考え方。
外部リンク
⇒『遊びと文化』山川学而
⇒あそびネット
⇒インド建築における遊び (日本語)
カテゴリ: 動物行動学 | 人間行動学 | 心理学 | 遊び
更新日時:2008年6月29日(日)02:15
取得日時:2008/08/17 18:40