構成単位となるそれぞれの国または州は強い権限を持っており、連邦政府は主権を委譲される形になる。ただし、国によっては連邦制が形骸化し、連邦政府が「中央政府」に逆転している所もある(アルゼンチンなど)。
由来としては、エジプトとシリアによるアラブ連合共和国のように、複数の主権国家が集まって1つの国家となった連邦国家はむしろ例外的である(1961年にシリア共和国は連邦を離脱し、現在シリア・アラブ共和国と称している)。革命の過程で一時的に誕生した独立国家が集まったソビエト連邦、英国の植民地であった13州が集まったアメリカ合衆国、ドイツ連邦共和国のように歴史的に神聖ローマ帝国を構成していた大小35の君主国と4つの帝国自由都市に遡る連邦国家もある。
中央政府から距離を取り連邦制を主張または擁護する立場を連邦主義という。
(又は、それに準ずる国家も含める。)
アメリカ合衆国
アラブ首長国連邦
アルゼンチン共和国
イギリス(実質的には単一国家であるが、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、ロンドンに一定の権限が与えられている。なお、イギリス連邦は独立国家群からなる国家連合であり、連邦国家ではないことに注意されたい)
イラク
インド
エチオピア
オーストラリア連邦
オーストリア共和国
カナダ
コモロ連合
スイス連邦
ドイツ語では"Schweizerische Eidgenossenschaft"となるが、"Eidgenossenschaft"は厳密に言うと「誓約者による同盟」という意味である。ただ、国家の形態は連邦制であり、ドイツ語以外の公用語における国号を見る場合、「スイス連邦」という訳語は間違いではない。
セントクリストファー・ネイビス連邦
タンザニア連合共和国
ドイツ連邦共和国
ナイジェリア連邦共和国
パキスタン・イスラム共和国
ブラジル連邦共和国
ベネズエラ・ボリバル共和国
ベルギー王国
ボスニア・ヘルツェゴビナ
マダガスカル共和国(正式な連邦国家ではないが事実上の連邦制)
マレーシア
ミクロネシア連邦
ミャンマー連邦
メキシコ合衆国
ロシア連邦
(列びに、連邦制に準ずる政体であった国家も含める。)
ソビエト社会主義共和国連邦(ロシア語でのソ連邦の略称СССР(エス・エス・エス・エル)の最初のС(エス)はсоюз(ソユーズ)で同盟の意味である(ロシア連邦の、РоссийскаяФедерацияのФедерацияは連邦である)。
ザカフカース・ソビエト連邦社会主義共和国(ソビエト社会主義共和国連邦の母体の一つで、のちその構成共和国の一つ)
ザカフカース民主主義連邦共和国
ユーゴスラビア王国
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
ユーゴスラビア連邦共和国(いわゆる新ユーゴスラビア連邦)
セルビア・モンテネグロ (上記のユーゴスラビア連邦共和国=新ユーゴスラビア連邦を改編した共同国家)
チェコおよびスロバキア連邦共和国(チェコスロバキア)
ネーデルラント連邦共和国
アラブ連合共和国
アラブ連邦
インドネシア連邦共和国
カメルーン連合共和国
マリ連邦
セネガンビア国家連合
西インド連邦
中米連邦