近畿地方(2府4県)の府県内総生産 (GDP) は2004年度で約80兆2990億円で、関東地方に次いで日本で第二の経済圏を構成するが、関東地方(1都6県)のGDPとは約2.5倍の差があり、この差はますます拡大する傾向にある。製造業の多くは大阪府や兵庫県南部(阪神工業地帯)、京都府南部に集中し、その他の地域では農林水産業が盛んである。
2004年度 近畿の府県内総生産 (GDP) (単位:10億円)
都道府県名府県内総生産構成比全国比
滋賀県5,8947.34%1.16%
京都府9,83112.24%1.93%
大阪府38,68048.16%7.61%
兵庫県18,70923.30%3.68%
奈良県3,7754.70%0.74%
和歌山県3,4114.25%0.67%
近畿80,299100.00%15.79%
全国508,411-100.00%
※データ出典: ⇒内閣府「平成16年度県民経済計算年報」
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議論の要約:この地域区分は合っているのか
気象予報・経済情勢・交通体系などにおいては、大まかに北部(日本海側)、中部、南部(太平洋側)と3分割されることが多い。明確な境界線はないものの、兵庫県の中国山地から京都府の丹波山地を経て滋賀県の鈴鹿山脈北部に至るラインと、中央構造線と言われる和歌山県の紀ノ川河口付近から奈良県の紀伊山地北部を経て三重県の志摩半島に至るラインにより区分される。
北部(日本海側):兵庫県北部、京都府北部、滋賀県北部
中部:大阪府、兵庫県南部、京都府南部、滋賀県南部、奈良県北部
南部(太平洋側):和歌山県、奈良県南部
観光や地域経済では「京阪神」「北近畿」「南紀」という表現がある。[要出典]これは一般的な北部・中部・南部の概念とは異なり、またそのエリアは限定されておらず使用状況によって変化する。
京阪神(近畿圏):大阪府(大阪市・北摂・河内)、兵庫県南部(神戸市・阪神)、京都府南部(京都市・山城・南丹)
北近畿:兵庫県北部、京都府北部。福井県南部(嶺南)を含めることもある。
南紀:和歌山県南部、三重県南部。[要出典]
気象情報における地域区分
北部(日本海側):京都府北部、兵庫県北部、滋賀県北部※(寒候期は北部、暖候期は中部)
中部(太平洋側):京都府南部、兵庫県南部、滋賀県南部、大阪府、奈良県北部、和歌山県北部
南部(太平洋側):奈良県南部、和歌山県南部
( ⇒一次細分区域、 ⇒二次細分区域)気象庁
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近畿地方を指す言葉としては、「近畿」のほかに「上方」「関西」などがある。「関西」については関西#日本も参照。
「近畿」の「畿」の字義は「都」であり、近畿とは「都に近い地域」すなわち「首都圏」という語義を持つ。よく似た語として韓国の京畿が挙げられる。初めて「近畿」の語が公的に用いられたのは明治36年(1903年)の国定教科書『小學地理』からである。都が所在する奈良や京都とその周辺地域を「畿内」と呼んだことに由来し、そのルーツは大化改新で都が難波長柄豊崎宮(現在の大阪市)に移った際に都の圏域を「内畿国」(うちつくに)と呼んだことに求められる。そのため、狭義としては畿内のみを指すと言えるが、それとは逆に畿内を除いた範囲を指すとする学者もいる。
「関西」は、もとは逢坂関以西、のち鈴鹿関・不破関・愛発関以西の西国諸国全てを指す用語であり、昨今のように大阪・京都を中心とする地域を「関西」と呼ぶようになったのは江戸時代以降である[要出典]。現在の「関西」の用法は江戸・東京視点から生まれたものであり、近畿地方の住民には「関西」よりも「近畿」を好む人が多い。
傾向としては、行政機関では「近畿」、経済・交通・旅行業界では「関西」の名称を使うことが多い。また英語圏ではKinkiが“ ⇒Kinky”(よじれた、異常な、などの意)と間違われる恐れがあるため、国外向けにはKansaiの使用が好まれる。
「近畿」を称する団体・施設など
近鉄グループ企業
近畿日本鉄道、近畿日本ツーリスト、近畿車輌他
近畿映画劇場(現きんえい)
近畿大学
近畿学生野球連盟
近畿大阪銀行
近畿コカ・コーラボトリング(コカ・コーラウエストホールディングス傘下)
近畿放送(現KBS京都)
中央省庁の地方機関(近畿財務局、近畿総合通信局、国土交通省近畿地方整備局など)
KinKi Kids(歌手グループ)