超能力を持つ人を超能力者と呼ぶ。
さらに細分化して、超感覚者(ESP能力者)の場合はエスパー又はスキャナー、テレパシー能力者はテレパス/テレパシスト、サイコキネシス能力者の場合はサイコキノ、瞬間移動能力者はテレポーターとよぶ。
エスパーの語源は英語の Extra Sensory Perception(訳せば「超感覚的知覚」)を略したESPに接尾語"-er"をつけたESPerであり、これはクレヤボヤンス(透視、千里眼とも)、テレパシー、プレコグニション(予知)の3つを併せて言う言葉である。知覚能力を意味し、なんらかの物体に働きかける能力のことは本来指さない。スキャナーともいわれる。
本来、英語で超能力全般を意味する言葉は psi (ψ)または psionics であるが、現在日本では「エスパー」が超能力者全般を意味する言葉として使用されることが多い。
超能力者と自称した人物
エドガー・ケイシー
ユリ・ゲラー
ジーン・ディクソン
清田益章
長南年恵
御船千鶴子:千里眼
高塚光(タカツカヒカル):映画超能力者 未知への旅人
永井清 : 国の医療研究所で遠隔地からのシャーレ内癌細胞の萎縮実験に成功
エスパー伊東
エスパー菅沼(エスパー伊東の弟子)
ジョゼフ・マクモニーグル:自称・FBI超能力捜査官
ジェラール・クロワゼ
超能力を初めて客観的・科学的・計量的に調査したのはJ・B・ラインである。彼の研究は超心理学と呼ばれ、超能力の存在を科学的に研究したが、研究の不備が指摘されており、超能力の存在に対して科学的に「存在する」と評価されるまでには至っていない。
日本では、ほとんど研究されていないと思われがちな超能力だが、実際は多くの研究者が存在している。関秀雄(元東海大学教授)をはじめ、大谷宗司(防衛大学校教授)恩田彰(東洋大学教授)、杉下守弘(脳科学、前東京大学教授)、佐々木茂美(電気通信大学名誉教授)、町好雄(東京電機大学教授) などがいる。
最近の研究の中から、気の研究に関しては目覚しい研究成果がでており、超能力というジャンルではなく人類のもっている能力であるという認識が広がっている。 気に関しては過去国会議員の研究会もあり、東北大学の実験で東京と北京間の遠隔気功実験に関してエネルギーの到達に関する論文がある。 また、国の医療研究機関でも超能力者による遠隔地からのシャーレ内癌細胞の萎縮実験を行っており効果が確認され論文が存在している。 そのため放送大学等では、代替医療の分野で遠隔治療という項目を教えている。 ただし、気が遠隔地に瞬時に到達する仕組みについては科学的な理論は構築されておらず、実験では確認できるが理論は存在しないという状況になっている。
超能力が実際に存在するか、どのような超能力が存在するのかという問題には多くの人が興味を持っており。肯定的な立場から多数の報道がなされてきた。逆に、超能力の存在に対し懐疑的な人たちも存在する。超能力が無いということは悪魔の証明の一種であり、本当に無かったとしても永遠にきちんとした証明はできない。
超能力懐疑論者
ハリー・フーディーニ - 本業は著名な奇術師。一時、最愛の母の死去に伴い大流行していた心霊術信仰へ傾倒する。しかし、奇術師としての知識と洞察力からそれらがトリックだと気付き、これを暴くことに熱心に取り組んだ。奇術師としての知識と才能を駆使して、超能力者や心霊能力者のいかさまを見破ることに貢献した。
ジェームズ・ランディ - カナダトロント出身の奇術師。現在最強の超能力懐疑論者で、「100万ドル超能力チャレンジ」を主催している。「科学的に実証できる超能力を持つ者に、100万ドルを進呈する」という趣旨で、世界中の超能力者達から挑戦を募っている。 このチャレンジで超能力を実証するためには、二段階の手続きを踏まねばならず、1964年のチャレンジ開始以来、のべ1000人以上が挑戦したといわれるが、100万ドルを手にした者はまだ出ていないどころか、一段階目のテストですらランディの前で合格した者はいない。日本においても何度もTV出演をし、チャレンジを受けるように超能力者に呼びかけている。
カール・セーガン - アメリカの天文学者、作家。テレビシリーズの『コスモス』や『惑星へ』では自ら科学啓蒙番組に出演した。また、映画『コンタクト』の原作を書いている。オカルトへの反駁を含む科学評論書『サイエンス・アドベンチャー』や『人はなぜエセ科学に騙されるのか』などの科学評論書を書き、擬似科学を批判した。
マーティン・ガードナー - アメリカの数学者。長年『サイエンティフィック・アメリカン』の数学ゲームを担当した。『奇妙な論理〈1〉?だまされやすさの研究』『奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか』などの擬似科学を批判した書籍を著している。
一般傾向として、超能力は科学的に解明されるべき能力とされ、現代や未来を舞台とするストーリーに登場する事が多い。これに対し魔法や魔術は科学的な説明の難しい不思議な力とされることが多く、一般にファンタジー作品で登場する。また、その能力者は先天的な才能が不可欠である事が多く、魔術者よりも 超能力者の方が 希少性が高い事が多い。
テレパシー、透視・予知能力、テレポーテーション、念動力など、細分化された能力と長所・欠点は『キャラクター性』の表現となった。それぞれ異なる超能力の持ち主(専門家)数名がチームを組み、力をあわせて共通の目的を果たすという形式は、フィクション作品においてしばしば見られる。(『X-MEN』シリーズ『ファンタスティック・フォー』『MOTHERシリーズ』『エスパイ』『七瀬ふたたび』『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』『絶対可憐チルドレン』『星をみるひと』・『ローダンシリーズ』等)