国家・政治に関する赤
政治的に赤は革命・社会主義・共産主義を象徴する。社会主義国の国旗や社会主義・共産主義政党の党旗には赤地の物が多く、特に共産主義者は俗に「赤」(『アカ』の表記も)と呼ばれる。(例:赤狩り、赤軍(=革命軍)) (⇔白)
社会主義の流れを汲むもう一つの潮流である社会民主主義の政党も赤をシンボルカラーとするところが多い。社会民主主義政党の国際団体である社会主義インターナショナルも赤いバラをシンボルにしている。(⇔青)
共産主義(思想自体、または共鳴者)への蔑称。この意味では、日本ではカタカナで書かれる事が多い。
宗教・民俗などに関する赤
五行思想において、赤は「火」を表し、南方の色とされる。(例:朱雀)
中国においては、赤は忠義を示す色とされる。(例:京劇における関羽)
民俗学において、赤には「魔除け」の意味があるとされ、神社の鳥居は赤いことや、地蔵の涎掛けも同様の意味があるとされる(諸説あり)。また、郷土玩具は、飛騨・高山市の猿ぼぼなど赤いものが多い。子供への疫病除けの願掛けがこめられている。
江戸時代、天然痘除けとして赤い達磨が使用された。
赤=赤子から、還暦にかぶる頭巾は赤い。
仏教では、赤色は「餓鬼」の世界の色として考えられている。
西洋の紋章学において赤色はギュールズと呼ばれる。古フランス語。ペトラ・サンクタの方法では垂直の平行線で表現する。
自然における赤
日の出と日没の際、太陽および空が赤から橙に染まって見える。これは、赤い光の波長が長いという特徴からおこる現象である。(朝焼け・夕焼け)
「日出ずる国」日本を象徴する色としても使われる(例:日の丸)。また、日本では、太陽が黄色ではなく赤で描かれることがある。
火星は赤く見える。これは、火星の表面のほとんどが酸化鉄によって構成されているからである。
心理に関する赤
副交感神経を刺激する色で、食欲や性欲を刺激する色。(例:赤提灯)
赤地に白の文字や文様の入った配色は、購買意欲をそそる物として有名である(例:コカ・コーラ)
企業などに関する赤
三菱グループは赤いスリーダイヤをシンボルマークとしており、グループ各企業でも赤をコーポレートカラーにしているところが多い。三菱と関連の深いサッカークラブ、浦和レッズのシンボルカラーも赤。
日本航空のコーポレートカラーである。
スポーツカー製造やF1で有名なフェラーリ社は、「フェラーリレッド」と呼ばれる独特の発色の強い赤をイメージカラーとし、自社の車などにペイントしている。
スポーツに関する赤
シンシナティ・レッズ(MLB)
ボストン・レッドソックス(MLB)
赤ヘル軍団 : 日本プロ野球・広島東洋カープの愛称
浦和レッドダイヤモンズ(Jリーグ)
赤い悪魔 : チームカラーを赤とするイングランド・プレミア・リーグのマンチェスター・ユナイテッドの愛称。
レッドスター・ベオグラード : セルビアを代表するプロサッカークラブ