警察庁によると、戦後起きた身代金目的誘拐事件は288件(2006年6月現在)。このうち被害者が殺害された事件は34件。容疑者が逮捕されずに未解決のままなのは8件で、それ以外はすべて解決。うち58件で捜査当局と報道機関で報道協定が締結された。
日本国内で発生した主な誘拐事件(疑惑含む)
1963年 - 吉展ちゃん誘拐殺人事件
1973年 - 金大中事件
1978年 - アベック失踪事件
1984年 - 江崎グリコ社長誘拐事件(グリコ・森永事件)
1993年 - 甲府信金OL誘拐殺人事件
1996年 - 太田市内パチンコ店女児誘拐疑惑事件
2000年 - 新潟少女監禁事件(1990年に誘拐、以後監禁)
2003年 - 長崎男児誘拐殺人事件
世界で発生した主な誘拐事件
1924年 - シカゴ富豪子息偽装誘拐殺人事件(レオポルドとローブ事件)
1983年 - イギリスの名馬シャーガーが身代金目的で誘拐され消息不明に。
1986年 - 三井物産マニラ支店長誘拐事件
1999年 - キルギス日本人誘拐事件
2001年 - コロンビア邦人副社長誘拐事件
2004年 - イラク日本人人質事件
2008年 - イエメン日本人観光客誘拐事件
誘拐をテーマにした作品
天国と地獄
大誘拐?Rainbow kids?
誘拐
誘拐報道
レディ・ジョーカー
g@me.
リミット(野沢尚)
マイ・ボディガード
身代金
世界の終わり、あるいは始まり(歌野晶午)
脚注^ 本田靖春『誘拐』ちくま書房、2005年、P.333。
法律用語としての誘拐とは、欺く行為や誘惑を手段として、他人の身柄を自己の実力的支配内に移すことを言う。暴行・脅迫を手段として、強制的に身柄を支配する行為は「略取」として、誘拐とは別個に定義される点が、日常用語の誘拐とは異なっている。刑法学上、日常用語の誘拐に相当する概念、すなわち偽計によるものと暴行脅迫によるものを総合した概念は、「拐取」である。
ちなみに、日本語の文学上も「誘拐」と「略取」の違いは、ほぼ同様である。誘拐については、刑法第2編第33章が「略取及び誘拐の罪」(刑法224条から同229条)として、これを禁止している。
しばしば勘違いされるが、「営利誘拐」と「身代金目的誘拐」は、全く別の罪科である。営利誘拐は被害者本人の身柄が目的で、結婚誘拐もこれに含まれる。これに対して身代金目的誘拐は、被害者の身体・生命の安全を引き換えにした金員喝取が目的で、被害者はたまたまそこにいただけ、または目的とする一家の関係者という場合が多い。
保護者の承諾なく未成年者を日常生活の範囲外に連れ出す行為、及び保護者の親権が及ばない場所に未成年者を隠匿する行為が該当する。実の親であっても罪に問われることもあり、過去に、実の父親が別居中の母親のもとから子を連れ去り罪に問われたケースもある。
日常の生活圏内で、保護者の承諾なしに未成年者とコミュニケーションする行為は該当しないが、自宅に招く・自動車に乗せるなどの行為は、目的次第では該当する。
関連項目
拉致
猿轡(犯人が監禁時に使う道具)
人身売買
略取・誘拐罪
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更新日時:2008年9月9日(火)13:50
取得日時:2008/10/02 09:26