蕎麦
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ソバ品種による分類


蕎麦粉の「銘柄」(製粉会社)の分類


製麺団体別による分類


生麺(なまめん)・生そば(なまそば)


そばを切った後に、打ち粉をまぶした状態で、紙包みやポリ袋、プラスチック容器などに入れて売られる。前述の生蕎麦(きそば)とは異なる。




ゆで麺・ゆでそば


生麺を茹でて、食べられる状態にし、ポリ袋に入れて売られる。ネギわさびなどの薬味つゆだしと共にプラスチック容器に入れて売られる場合もある。天婦羅油揚げを添付したものもある。




乾麺(かんめん)・乾そば


そばを風で乾かして、一定の長さの棒状に切り揃え、包装して売られる。




冷凍麺・冷凍そば


長期保存が利くように冷凍されている麺。茹でる時間も短時間ですむ。業務用での流通が多い。また最近では1人前などの分量でスーパーマーケットコンビニエンスストアで売られており、つゆ・だしとセットにしたものもある。




インスタント麺・インスタントそば


カップ麺・カップそば・インスタントそばなどのインスタントの蕎麦に存在する。

で揚げて熱湯で戻るように加工されている油揚げ麺[5][6]と、加熱後油で揚げず熱風乾燥させたノンフライ麺[7]がある。麺の表面に味をつけているものもある[5][6]


その他


新蕎麦(しんそば)


新しく収穫したソバの実で作った蕎麦粉を使用して作られた蕎麦をあえて新蕎麦と呼ぶ。新米ご飯と同意。新蕎麦の特徴を表す種皮の緑色が鮮やかな蕎麦はその香りが高い。




生蕎麦(きそば)


生蕎麦は現在では、二八蕎麦、十割蕎麦、五割蕎麦他の「蕎麦屋の蕎麦全般」を指す[8][9][10]。蕎麦屋で生蕎麦の語が使われるのは、上等な蕎麦を生蕎麦と呼んでいた頃の名残である。元来は「そば粉だけで打ったそば・そば粉に少量のつなぎを加えただけのそば・小麦粉などの混ぜものが少ないそば」を意味するものであった[11][12][13][14]。しかし、江戸時代中期以降、小麦粉をつなぎとして使用し始めたことにより、二八蕎麦が一般大衆化したため、高級店が品質の良さを強調するキャッチフレーズとして「生蕎麦」を使うようになった[14][15]。その後、幕末頃には「生蕎麦」の指す範囲は拡大し、二八蕎麦にも使われるようになった。現在では、蕎麦粉の割合が明らかに低いと思われる駅前の低価格立ち食い蕎麦店等でも「きそば」のぼりは堂々と掲げられており、その意味は希薄化してしまっている。そのため、蕎麦粉だけの蕎麦を売りにしている蕎麦屋は、わかりやすく表示するため「十割蕎麦」あるいは「生粉打ちそば」という表現を用いるのが一般的である[8][9][10]。また「茹でる前の生麺」、「生麺・ゆで麺など水分を多く含んだ麺」いう解釈もあるが、この場合「きそば」ではなく「なまそば(生そば)」と異称される(後述)。


蕎麦料理の種類

温かいものと冷たいもの、それから種物の種類により様々に分かれる。


冷たい蕎麦つけとろろ蕎麦(ざるに乗っているが盛り蕎麦)東京・根津ざる蕎麦寿司セット(せいろに乗っているがざる蕎麦)鴨せいろ


つけ麺系の冷たい蕎麦

盛り蕎麦

ざる蕎麦

天ざる蕎麦(天ぷら付きつけ蕎麦)

鴨せいろ

つけとろろ蕎麦

そば粉本来の香りと喉越しを味わう為には、盛りやざるで食べられることが多い。

茹でたそばを水で締め、木製か竹製の四角形の器の底にすのこを敷いた蒸篭(せいろ)や(ざる)に盛り付けたもの。別の器に注いだ蕎麦つゆに浸けながら食べる。こちらの方がかけ蕎麦より古くからの食べ方である。薬味として、摺り下ろしたわさび大根がよく用いられる。わさびはつゆに溶く場合と、わさびの味を損なわないためつゆに溶かずそばに乗せて用いる場合がある。大根はときには、辛味大根、ねずみ大根とよばれる刺激の強いものを用いる。関西ではの生卵をつゆに溶いて食べる。


ざる蕎麦と盛り蕎麦の違いについて

現在では海苔のかかったものを「ざる蕎麦」、かかっていないものを「盛り蕎麦」と呼んで区別している[16]

元来、ざる蕎麦と盛り蕎麦の区別は、蕎麦の器(容器)の違い(ざる蕎麦は竹ざるに乗せる)と、蕎麦つゆ(「ざる蕎麦」は通常よりコクのあるつゆ)の違いであった。

なお、蕎麦そのもの麺質(粉質や種類など)に違いがあるとする考え方や、ざる蕎麦が「上」で盛り蕎麦が「並」とする考えもある。

また、蕎麦の器には「せいろ」もあるが、せいろに乗った蕎麦でも海苔がかかっていればいればざる蕎麦である。同様にざるに乗っていても海苔がかかっていなければ盛り蕎麦である。

ざる蕎麦の発祥は、深川の州崎弁財天前にあった伊勢屋が、蕎麦を竹ざるに乗せて出したところ評判が良く、大いに売れたことによる[16]。ほかの蕎麦屋がこの手法を真似ることで「ざる蕎麦」が広まった。なお、冷たい蕎麦に刻んだ海苔を散らすようになったのは明治以降である[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki