茎は、茎頂が細胞分裂することにより伸長生長し、その伸長に応じて新葉を求頂的順序で展開する。母茎の葉腋にある腋芽が伸長してできたものは側枝となる。肥大生長は、形成層の細胞分裂による。
また、茎の周囲には肥大成長を支える形成層があることが多い。
若い緑色の茎は表皮で呼吸や光合成を行う。植物の種によっては茎に光合成産物を貯蔵することもある。
また、以下にさまざまな茎の種類、用語を説明する。
塊茎
地中にあって貯蔵に特化した茎。(→塊根)
地上茎(ちじょうけい)
茎のうち地上にあるもの。
地下茎(ちかけい)
茎のうち地下にあるもの。
花軸
花のつく茎。
花茎
花軸のうち、塊茎や鱗茎から直接伸びて、花のみをつけるもの。
蔓(つる)
細長く強靭で、木質化した場合でも柔軟であるが、自立することはできず、他者に巻きつく(アサガオなど)ことや、へばりつく(ツタなど)ことで体を支える。蔓が巻き付く場合、右巻き/左巻きのどちらになるかは大抵は決まっているが、ツルニンジンなどのようにどちらでも巻き付くものもある。
匍匐枝(ほふくし)
蔓状の茎が地面を這い、節から根・葉を伸ばし生長するもの。ランナー、ストロンともいう。(イチゴなど)
茎針(けいしん)
茎の一部が針状に変化したもの。(ウメ、カラタチなど)
地下茎
地中にある茎で、根茎(こんけい)、球茎(きゅうけい)、塊茎(かいけい)、鱗茎(りんけい)の4種に分類される。
根茎
地下茎の一種。地中に長く伸び、根のように見えるが、地上茎と同じく節があり、そこから葉・根を出したり、葉の変形した鱗片をつけたりする。(タケ、レンコンなど)
球茎
地下茎の一種。主軸をなす茎の基部がデンプンなどの養分を蓄え、球形に肥大したもの。葉の変化した外皮に包まれている。(フリージア、サトイモなど)
塊茎
地下茎の一種。地中に伸びた茎の一部がデンプンなど養分を蓄えて塊状に肥大したもの。外皮がない。(シクラメン、ジャガイモなど)
鱗茎
地下茎の一種。短い茎の周囲に、養分を蓄えて多肉となった緑色でない葉が密に集まり、球形・卵形をなしているもの。(ユリ、タマネギなど)
稈(かん)
はっきりとした節があり中空の茎(イネ、タケなどのイネ科など)。
葉状茎(葉状枝)
葉のような茎(カニサボテンなど)。
枝
大本の茎から分かれた茎。
茎ではないもの
花柄
花梗ともいう。花軸から出て花の基部につながっている部分。
葉柄
茎と葉の基部をつないでいる部分。
鱗茎
底盤部と呼ばれる部分は茎であるが、その他の大部分は葉である。
偽茎
茎のように見えるが葉鞘の重なったもの。
関連項目
植物
維管束
球根
してくださる方を求めています(P:植物/PJ植物)。
カテゴリ: 植物関連のスタブ項目 | 植物学
更新日時:2008年9月17日(水)06:39
取得日時:2008/10/09 05:58