自転車による移動は生物と機械の両方の中で、その移動に要するエネルギーの量に関して突出して効率的であり、人間がある距離を移動するのに必要なエネルギーの量で比べると自転車がもっとも効率的な機械であることが実証されている。自転車で1kgの物体 (車体を含む) を1km移動させるのに必要なカロリーは、おおよそ自動車の6分の1、徒歩の5分の1、ジャンボジェット機の4分の1程度しか必要ない (瀬戸圭祐『自転車生活スタートガイド』あとがき)。特にロードバイクやリカンベントの場合はさらに必要カロリーが少なくなる。
平地での単独走行での最高到達速度記録はカナダのサム・ウィッティンガムが2008年にカウリング(風防)をつけたストリームライナーで達成した時速82.3マイル(時速132.5キロメートル)で、自身が保持していた時速81.02マイル(時速130.4キロメートル)の世界記録を6年ぶりに更新した。これは人力駆動の乗り物による自力最高速度記録でもある。なお、下り勾配での重力加速度を利用したケースでは2007年8月にオーストラリアのマルクス・ストエケルがマウンテンバイクで達成した210km/hが記録されている。平地での公式最高速度記録は1995年10月3日にオランダのフレッド・ロンベルバーグが記録した268km/hである。これは、一時的に自転車が高速鉄道に匹敵する速度に達したということを示すものである。ただし、この記録達成に当たっては、前方に風よけ板を付けた車を走らせ、スリップストリームに入り込んで走るという策が用いられた為、自転車単独での純粋な能力を示す記録とは言い難い。
危険性
近年、そのエコロジーさや手軽さが評価され、子供から高齢者まで、幅広い年齢層の移動手段として、また、サラリーマンなどの通勤手段として注目を浴びつつある自転車だが、その危険性も指摘されている。
自転車事故の件数がここ数年の間に急速に増えており、平成8年に比べ、平成18年の事故件数は25%増となっている。また、交通事故の件数は15%増にとどまっている。[3]
保育園や幼稚園に子供を送迎する主婦が、ハンドル部分と後部荷台部分に専用器具を取り付け、3人乗りをするというケースがある。その後、警視庁から、低速安定性などを考慮した自転車に限り、3人乗りを許可するという方針が打ち出され、マスコミも大々的に取り上げたが、危険性が完全になくなったわけではなく、事故誘発につながるのではとの危惧がある。[4]
また、自転車の取り締まりが十分に行われていない点について、8割以上の人が「自転車も反則金などを科す取り締まりを行うべき」と回答している。[5]
脚注^ ⇒自転車博物館サイクルセンター シマノによる運営。
^ キャスタ角は普通はコラムの角度だが、メーカーによってはステム取り付け部あたりからタイヤの接地点まで引いた線の傾きとする場合がある
^ ⇒警視庁統計資料
^ ⇒6歳未満を含む3人乗り自転車の規制について-リアヨロ
^ ⇒自転車を取り締まり必要があるか-リアヨロ
関連項目ウィキメディア・コモンズには、 ⇒自転車 に関連するカテゴリがあります。
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カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 自転車 | 道路交通 | 環境保護運動
更新日時:2008年10月2日(木)12:04
取得日時:2008/10/06 21:33