交通機関の乗車券や特急券、遊園地やテーマパークなどの入場券、各種プリペイドカードなど、券の形をした商品を販売するものは特に自動券売機ともいう。 近年では、ガソリンスタンド等においても、ガソリン等の油脂類を自動販売にて販売している。
多くの国でも自動販売機は見られるが、基礎となるメカトロニクス(電気・電子技術と機械技術の融合)技術や治安の関係からか日本のような多機能販売機はほとんど無いうえ、また台数自体も少なく、あってもチューインガムやチョコレートなどの嗜好品や新聞など、単純な機構のものに限られる。それらも信頼性に乏しくお金を入れても商品が出てこないなど日常茶飯事であり、日本人の商社員などは揶揄して「お賽銭箱」と呼ぶ程である。
ジュークボックス、アーケードゲーム機、公衆電話など物ではなくサービスを提供する機械は自動販売機とは呼ばないが、日本自動販売機工業会では「自動サービス機」と呼んでいる[1]。総務省の日本標準商品分類では「その他の機器 > 自動販売機及び自動サービス機」として分類されている[2]。証明写真やプリクラのようにサービスとも商品とも取れるものもあり、線引きは曖昧である。
最近ではコンビニエンスストアなどに設置されている端末(マルチメディアステーション)から楽曲や画像データをMDやメモリーカードなどにダウンロードできるようになるなど、この傾向は更に強くなっている。
※日本標準商品分類による自動サービス機の分類(数字は商品コード)
5821 自動両替機
5822 玉・メダル貸機
5823 自動貸出機
5824 自動改札機
5825 自動入場機
5826 自動写真撮影機 - 証明写真、写真シール(プリント倶楽部など)
5827 コインロッカー
5828 コインランドリー
5829 その他の自動サービス機 (コインシャワー、コイン洗車機など)
基本的には1990年6月改訂の日本標準商品分類(一部追記)に沿って記載する。
これによると、物品・非物品(サービス情報)に大別される。物品の場合、食品系(食品・飲料)と非食品系に分かれる。
しかしながら、コンビニエンスストアや24時間営業のスーパーマーケットの普及などにより、一昔前と比較すると販売する品目が減少してきている。 (現在、自販機のほとんどが券売機や需要の多い飲み物・アイス、対面では買い難いコンドームなどのものである)
牛乳の自動販売機
カップラーメンの自動販売機
食品系
飲料
缶・ビン・紙パック容器入り飲料(ソフトドリンク、酒類、牛乳類)
その都度入れる紙カップ入りコーヒーや紅茶
水(スーパーマーケット等に設置されている。専用のボトルやタンク等を購入し、それをセットして商品を充填する)
食品
缶入り食品
おでん缶
らーめん缶(他にうどん缶、パスタ缶など)
ナッツ(おつまみ類)
菓子(ガム・チョコレート・スナック菓子)
鶏卵
米
うどん(かつては生麺による素うどんを出すものがあったが、調理時間が長かった)
かき氷(現在は消滅)
納豆
アイスクリーム類
綿菓子
カップラーメン・カップ麺(ラーメン・うどん、給湯器つき)