一般的に、食用の水産資源を繁殖させている人を指すが。錦鯉、金魚、熱帯魚など観賞魚全般でその繁殖を職業とする人を「養殖業者」と呼ぶ場合も多い。詳しくは→養殖、漁業などを参照。
食用・皮革用などの実用目的で動物を繁殖する人も多い。詳しくは→畜産、家畜などを参照。
家畜や植物などの繁殖・改良を職業とする人全般を指す単語だが。日本では競走馬や愛玩動物の繁殖家を指す場合が多い 。
繁殖した動物を愛玩用に売買する場合には、動物販売に関する法的許可を取得しなければならない。
通常、プロの繁殖家の設備はアマチュアのそれと比較すると、大規模で本格的なものである場合が多い。
繁殖した動物を愛玩用に売買する場合には、動物販売に関する法的許可を取得しなければならないが、これはアマチュアの繁殖家が副業として動物を売買する場合にも当てはまる。
繁殖におけるアマチュアとプロの差は、設備とその規模の違い、プロの方が専門的に技術を勉強した人が比較的に多いという違いなど、そういった違いがほとんどで、法的には同様の届出が必要とされる。
金銭目的だけの副業として、あくまでサイドビジネスとして、生物を繁殖させている人もいるが。愛玩動物や園芸植物のアマチュア繁殖家は、それを副業とするほどの飼育規模と設備とやる気を持つ人でも、ブリーダーであると同時に繁殖対象の生物の愛好家である場合が多い。単なる趣味から副業にまで発展したという人も多い。
また、金銭が主目的ではない、もしくは、金銭を得るつもりはないという目的意識で繁殖に取り組む人もアマチュアには多い。具体的に、あくまで個人的な趣味で楽しみながら繁殖を行う人、個人レベルでの種の保護への貢献といった意識から繁殖を行う人などが当てはまる。アマチュアの繁殖家はプロが手がけないような、マイナーな生物を繁殖させている場合も少なくない。一愛好家レベルかそれに近い規模での繁殖が行われている程度だが、マニアックな市場で流通している種というものも存在する。
この項目の以下では、プロのみならずアマチュアによる繁殖及び品種改良も盛んな種を、生物の分類別に紹介する。
バラ、多肉植物、ハーブ、など
山野草、蘭、水草、多肉植物、食虫植物などマイナーな種も多いマニアックな植物は、アマチュア繁殖家の活動が盛んな種が多い。アマチュアが繁殖させた個体が流通している場合や、アマチュア同士で繁殖した生物を交換する場合などが、多く見られる。
植物の繁殖は挿し木、挿し芽といった無性生殖に拠る方法と、実から採取した種子を撒いて発育させる有性生殖による方法の二通りがある。前者は比較的容易だが、後者は特にランなどにおいては開花までに数年といった時間がかかることがある。しかし前者の方法では遺伝的に全く同一の個体しか得られないため、趣味で品種改良する場合などは後者の方法による。
一般家庭においては、これらの動物を趣味で繁殖させる人は少なく、逆に飼育個体に避妊手術を施すなどして避けられている場合が多い。その理由として哺乳類は短命な魚類や鳥類と異なり長命なので、頻繁に繁殖させて飼育個体を確保する必要があまりないこと、多産なので一度でも仔が産まれるとその引き取り手に困ったり、飼育者自らが飼うにしても一方的に増えまくるので経済的な負担が大きいこと、特にイヌやネコの場合、品種や血統を重んじる価値観が成立しているので、一方の親の品種や血統が怪しい個体は価値が下がり、引き取り手を見つけ難いこと、などが挙げられる。またこうした理由から、哺乳類の繁殖はむしろ専門のブリーダーの手にゆだねられる場合が多い。
なお、知名度が低かったり、流通量が少なかったりする、マニアックなエキゾチックアニマルは、アマチュアの繁殖個体の取引が多い場合もある。 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
趣味で手がける鳥類の繁殖を巣引きという。生業として繁殖を行う家禽の場合、ほとんどがニワトリより大きな鳥を対象とするが、巣引きは愛玩鳥と呼ばれるスズメ大の小鳥を対象とする。キンカチョウ、カナリア、ジュウシマツ、ブンチョウなどが代表で、これらは一般家庭でも容易に巣引きができる。また孵化してすぐに自前で採餌ができるキジ科鳥類やガン、カモも巣引きがされることが多いが、こういった鳥の飼育には広い敷地や池を必要とするため、趣味でなされることはあまりない。
コキンチョウを代表とする高級フィンチは卵を産んでも自ら暖めることはないので、ジュウシマツを仮親として育てさせるなど技術面でのハードルが高い。これらも一般家庭で巣引きができるが、どちらかといえば専門のブリーダーが手がけるものである。
鳥類繁殖を専門とするブリーダーは、上記の高級フィンチの繁殖のほか、カナリアの新品種を創出したり、ワシやタカ、フクロウといった猛禽類の繁殖を手がけることが多い。
ミシシッピアカミミガメ、ヒョウモントカゲモドキ、フトアゴヒゲトカゲ、コーンスネーク、カリフォルニアキングヘビ、ボールニシキヘビなど
カエルは成体の飼育が非常に難しいので趣味として繁殖させることはほとんどない。生物実験に供されるカエルも、そのほとんどが野外捕獲されたものである。唯一の例外としてアフリカツメガエルがあるが、総じて実験用に用いられるもので趣味で繁殖させているとは言えない。
有尾目のサンショウウオやイモリもまた、これまでは野生個体が捕獲されペットとして流通していたので積極的に繁殖されることはなかったが、原産地での個体数減少により絶滅が危惧されているので、近年は飼育下で繁殖させた個体が流通している。アホロートルなどは、現在流通している個体の多くは飼育下で繁殖したものである。
金魚、グッピー、ディスカスやアピストグラマなどシクリッド類、メダカなど