終助詞
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並立助詞

2つのものを並立させる。(格助詞に含める説もある)

並列や列挙を示したり、程度がはなはだしい意を表す。

格助詞の「に」から転じた用法名詞または、準体助詞「の」に付いて、並列や列挙、添加、取り合わせを示す。

体言またはそれに準ずる語に付いて、いくつかの事柄を列挙する。

名詞および準体助詞「」に付き、事物を並列および列挙する意を表す。
やら
体言や活用語の連体形に付き、決定しがたい二つ以上の事柄を並列および列挙する意を表したり、事物を単に列挙する意を表す。

いくつかの事物を列挙し、その一つ、または一部を選択するときや、疑い、ある動作と同時進行あるいは、引き続いて、違う動作の行われるときなどに使用される。
なり
例として列挙した中から、どれか一つを選択することを表す。副助詞とするときもある。なお、語源は、断定の助動詞「なり」の終止形。
だの
体言または用言の終止形に付いて、全体の中からいくつかの物事を並列および列挙する。普通は、「…だの…だの」の形で用いられるが、「…だの…など」の形で用いられることもある。断定の助動詞「だ」に助詞「」が付いたものが語源。


終助詞

文や句の末尾について疑問・禁止・感動などの意味を付け加えるもの。

文末にある語に付き、質問や疑問、反語、難詰、反駁、 勧誘、依頼など、様々な意味を表す。驚きや感動の気持ちを表すこともある。
かしら







とも








形容詞および形容詞型活用の助動詞や助動詞「う、よう」の終止形、または動詞および動詞型活用の助動詞の命令形に付き、同輩および、目下の者などに対して軽く促し、話し手がその事態の実現を望むという気持ちを表したり、軽く言い放つような気持ち、なげやりな気持ちを表すのに用いられる。また、疑問や反語の意を表すこともある。


間投助詞

文節末尾について語調を整えたり感動などの意味を付け加えるもの。(終助詞に含める説もある)






副助詞

体言や副詞につき全体として副詞的に働く。
ばかり
体言または副詞活用語連体形などにつき、だけと同じく物事や程度、原因を該当する範囲に限定したり、くらいと同じく物事のおおよその程度、分量、時刻距離を表す。また、動作が完了して、まだ間もないことを表したり、すぐに実行される段階にあることを表す時にも使用される。また、繰り返しが暗示される用法もある。語源は、動詞「はかる」の連用形から転成した名詞「はかり」。話し言葉では、「ばっかり」「ばかし」「ばっかし」などを用いることがある。漢字表記は、「許り」。
まで

だけ

ほど

くらい

など

なり

やら
体言または、体言に準ずる語、一部の副詞、助詞などに付き、不確実であるという意を表したり(ただし疑問文または、否定文の場合)、はっきり言わずに、ぼかして言うときや下に打ち消しの語を伴って、いずれとも不定である意を表すときに使用する。語源は、断定の助動詞「なり」の連用形「に」、係助詞「」、動詞「あり」の未然形「あら」、推量の助動詞「む」の複合した「にやあらむ」が変化した語、「やらん」から。


係助詞

ついた語に意味を添えて強調するもの。述語と呼応することもある(古典語では係り結びがあり、現代語では「しか」が否定形に呼応)。(副助詞に含める説もある)

文節活用語連用形などに接続し、多くの事柄の中から、一つのものを取り出して提示したり、題目を提示して、叙述の範囲をきめたり、叙述内容の成り立つ条件に限定を加える事を示す。また、格助詞副詞などに付いて意味や語勢を強めるなど、二つ以上の判断を対照的に示すこともある。現在では「わ」と発音する。

類似した事物の提示や並列、列挙や添加、程度、感動、強調、不定称の語について全面的な否定及び肯定などを示す。
こそ
文末について強調したり、動詞の仮定形と接続助詞「ば」に付き、強調した上で提示したり何かを強める意を示す。古文では係り結びによって文末の活用語を已然形に変化させる。
でも

しか

さえ


接続助詞

文と文の意味関係を表して接続するもの。

動詞や助動詞「れる・られる」「せる・させる」といった動詞形活用語の終止形に付き、動作および作用が行われると同時に、他の動作や作用が行われることを示す。


けれども

ところが

のに

から

ので


準体助詞

「彼に聞くのがいい」「あちらに着いてからが大事だ」というときの「の」「から」は、用言の後について体言相当の意味を表す。この機能は形式名詞(「こと」「もの」「ところ」など)と似ているので準体助詞(準体言助詞)と呼ばれる。


他の言語

助詞に相当するものが他の言語にもある。これらは後置詞と呼ばれることが多い。朝鮮語には日本語のとよく似た機能(格助詞・副助詞・係助詞に相当)を持つ助詞がある。そのほかトルコ語ハンガリー語など多くの言語で後置詞が用いられる(格変化語尾に近いものもあり、普通はそれ以外のものを後置詞と呼んでいる)。

英語などでは前置詞が助詞に相当する機能を果たすが、"ago"のように後置詞的に用いられる副詞もある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki