また、異なるハロゲン元素が結合した化合物を形成し、それらはハロゲン間化合物と呼ばれる。
代表的なものに、以下のものが知られている。
フッ化塩素 ClF
三フッ化塩素 ClF3
五フッ化塩素 ClF5
三フッ化臭素 BrF3
一塩化臭素 BrCl
五フッ化ヨウ素 IF5
七フッ化ヨウ素 IF7
また、複数のハロゲン元素が結合してイオンとなったものをポリハロゲン化物イオン(陰イオンの場合)、ポリハロゲニウムイオン(陽イオンの場合)と呼ぶ。ハロゲンアニオンはハロゲン単体と結合して ICl2?, BrF4?, I3?, I5?, I7? などを生成することが知られている。またハロゲン間化合物の溶融物は電気伝導性を示すものがあり、それらは自己イオン化によりポリハロゲニウムイオンが生成している。
有機ハロゲン化物とは、狭義ではハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリールなど、炭化水素の水素がハロゲン原子で置き換わった化合物を指す。広義ではハロゲンを含む有機化合物を意味し、ハロゲン化アシルやハロゲン酸を含む。
有機ハロゲン化物に含まれる炭素-ハロゲン結合はハロゲンの高い電気陰性度のために分極している。そのため、炭素原子を陰イオンなど求核剤が攻撃しやすい。しかしながら、ハロゲン化アリールなど sp2炭素にハロゲンが結びついた基質においては、立体的な要因によりこのような反応が起こりにくい。詳細は 求核置換反応、芳香族求核置換反応 を参照。
鉱物学において、金属元素とハロゲン元素とが結合している鉱物をハロゲン化鉱物(はろげんかこうぶつ、halide mineral)という。岩塩 (NaCl)、蛍石 (CaF2) などが挙げられる。
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カテゴリ: 元素群 | ハロゲン
更新日時:2008年8月7日(木)07:03
取得日時:2008/08/30 17:40