第16族元素
近所セレブを即検索
永久無料セレブマップ

[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]


性質

ハロゲンの左隣の列に位置し、価電子最外殻のs軌道及び p 軌道にある電子である(s 軌道は 2 電子が占有し、p 軌道は 4 個の電子が占有しており単体モノマーは二価の陰イオンにやすい)。

酸素
8O硫黄
16Sセレン
34Seテルル
52Teポロニウム
84Po
電子配置[He]2s22p4[Ne]3s23p4[Ar]3d104s24p4[Kr]4d105s25p4[Xe]4f145d106s26p4
第1イオン化エネルギー
(kJ?mol−1)1313.9999.6941869.3812
第2イオン化エネルギー
(kJ?mol−1)3388.3225220451790-
電子付加エンタルピー
(kJ?mol−1)−142−200−195−190−183
電子親和力
(kJ?mol−1)−752−353−435--
電気陰性度 (Allred-Rochow)3.502.442.482.011.76
イオン半径 (M2−, pm)140184198221(230)
イオン半径 (M4+, pm)-51646665
イオン半径 (M6+, pm)-264270-
共有結合半径 (pm)73104117137153
van der Waals半径 (pm)152180190206-
融点 (K)50.35 (O2)386(α硫黄)
393(β硫黄)
380(γ硫黄)490725527
沸点 (K)90.18 (O2)71895812631235
還元電位 E0 (V)+1.21 (O2/H2O)+0.14 (S/H2S)---

第16元素の単体は酸素のみ気体であり、硫黄セレンテルルポロニウムは固体である。


存在度

酸素は大気中に単体として存在するほかにも地殻の主成分であるケイ酸塩を初め化合物として広く大量に存在する(クラーク数)。

また、硫黄の単体が火山性噴出物として見出されるほかにも、金属硫化物等が鉱石として濃縮された形で産出される。

セレンやテルルは存在量も少なく、金属精錬の副産物として産出される。放射性元素であるポロニウムはごくわずかな量がウラン鉱の副産物中に存在している。


同素体

また、第16元素単体はいずれも同素体を有し、特にカートネーション[1]性の強い硫黄はシクロ-S6、シクロ-S7、シクロ-S8、シクロ-S9、シクロ-S10、シクロ-S11、シクロ-S12、シクロ-S18、シクロ-S20、そして直鎖状の S∞ などと多様であり、炭素と並んで多数の同素体を持つことが特徴的である(記事 硫黄 に詳しい)。酸素は O2 (二酸素、dioxygen)と O3 (オゾン)、セレンはシクロ-Se8 と直鎖状の Se∞、テルルはらせん鎖構造 Te∞ とアモルファス構造の Te、そしてポロニウムは単純立方晶の α-Poと菱面体晶の β-Po が同素体として存在する。


電気陰性度

これら単体はいずれもハロゲンについで電気陰性度は高く反応性の高い元素群であり、周期が増大するにつれて金属性がいくぶん増大するが、酸素からセレンは共有結合物質であり、テルルとポロニウムは半金属である。


水素化物

第16元素は、一般式 H2M であらわされる水素化物を有する。

いずれも原子価殻電子対反発則で示されるように逆V字構造を持ち、非共有電子対間の反発により、周期が増大するほど水素の成す角度は正四面体構造の109度から乖離して小さくなる。

また周期が小さいほど安定で、H2O > H2S > H2Se > H2Te > H2Po の順に安定である。そして H2O は水素結合を形成する。

硫化水素セレン化水素テルル化水素は性質が似ているが、水及び過酸化水素H2O2は大きく違う。

また、酸素を除くとカートネーション[1]性が高いため、ポリスルファン H2Sn (n ? 2) などの水素化物も知られている。

硫黄の水素化物の水素は酸性度が高く、プロトンとして電離しやすい。


酸化物

酸素自身の酸化物として、過酸化物と超酸化物が知られている(記事 過酸化物 に詳しい)。

酸素を除く、第16元素の酸化物およびオキソ酸は
同じ元素が多数の酸化数状態をとる

カートネーション[1]性が高い

という2つの特徴により多種多様な酸化物が存在する(記事 硫黄 に詳しい)。

硝酸などの常用される酸化剤を使用した場合、硫黄は VI まで酸化されるが、セレン、テルルは IV までしか酸化された酸化物しか与えない。


ハロゲン化物

第16族元素のハロゲン化物を表に示す。

 酸素硫黄セレンテルルポロニウム
フッ化物

二フッ化三酸素 (O3F2)
二フッ化酸素 (OF2)二フッ化二硫黄 (S2F2)
四フッ化硫黄 (SF4)

十フッ化二硫黄 (S2F10)
六フッ化硫黄 (SF6)四フッ化セレン (SeF4)
六フッ化セレン (SeF6)四フッ化テルル (TeF4)
十フッ化テルル (Te2F10)
六フッ化テルル (TeF6) 
塩化物一酸化二塩素 (Cl2O)
二酸化塩素 (ClO2)
六酸化二塩素 (Cl2O6)
七酸化二塩素 (Cl2O7)二塩化n硫黄 (SnCl2 (n ? 2))
二塩化二硫黄 (S2Cl2)
二塩化硫黄 (SCl2)
四塩化硫黄 (SCl4)二塩化セレン (SeCl2)
四塩化セレン (SeCl4)二塩化テルル (TeCl2)
四塩化テルル (TeCl4)二塩化ポロニウム (PoCl2)
四塩化ポロニウム (PoCl4)
臭化物一酸化二臭素 (Br2O)
二酸化臭素 (BrO2)
三酸化臭素 (BrO3)二臭化二硫黄 (S2Br2)二臭化二セレン (Se2Br2)
四臭化セレン (SeBr4)二臭化テルル (TeBr2)
四臭化テルル (TeBr4)二臭化ポロニウム (PoBr2)
四臭化ポロニウム (PoBr4)
ヨウ化物四酸化二ヨウ素 (I2O4)
九酸化四ヨウ素 (I4O9)
五酸化ヨウ素 (I2O5)  四ヨウ化テルル (TeI4)四ヨウ化ポロニウム (PoI4)

ここでは、カルコゲン元素(硫黄セレンテルル)のハロゲン化物について詳細に取り上げる。酸素のハロゲン化物については、記事 ハロゲンの酸化物 の項に詳しい。


出会い最短記録!!
B分で即アポHも可

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[この項目を更新]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki