競輪選手
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仕組み(セカンド・ファイナルの両ステージは3日間トーナメント)

それぞれの新しい選考期間の最初の月(前期:1月、後期:7月)に、ファーストステージを行い、全選手の平均競走得点上位270人がセカンドステージに進出。対象となるのはすべてのレース。

セカンドステージ(4月、10月)は270人が全国6ヵ所(各場45人ずつ)に分かれてレースを行い、決勝戦出場の54人(同9人ずつ)がファイナルステージに進出する。

ファイナルステージ(6月、12月)は第2ステージに勝ち上がった54人が集結したトーナメントで、優勝戦勝ち上がりの9選手は優勝戦の翌日付でS級特別昇級となる。


特別昇級の特典

特別昇級してから2期の間(1年間)は、降級しない。少なくともS級2班の格付けを得る。昇級は可能である。ただし、レインボーカップから昇級した者は、この期間を3期とする(つまり期末に特別昇級してしまうため、その期間を算入している)。


歴史

競輪選手のクラス分けはかつてはA級・B級の2層7班制(A級1?5班、B級1・2班)を取っていたが、1983年に行われた競輪プログラム改革構想(通称KPK)により、S級・A級・B級の3層9班制(S級1?3班、A級1?4班、B級1・2班)に移行した。そして2002年4月よりS級・A級の2層5班制に移行し現在に至っている。

また76期(1995年デビュー)までは、新人は当初新人のみで構成される「新人リーグ」で半年間競走を行い、その結果によってA級1班?B級2班に格付けされていたが、その後はB級2班(2002年以降はA級3班)格付けで通常のレースに参加する形態となった。

なお2008年前期よりA級3班はA級1・2班から分離され、基本的にA級3班のみの中でトーナメントが行われ、レースの組み合わせもA3同士のみになる。また特別昇級制度も分離され、A級3班においての3場所連続完全優勝はA級2班への「特進」となる(特別昇班)。

またS級1班の上位格付けとして『S級S班』が存在する。これはKEIRINグランプリ出場者など年間上位18名に適用されるいわばトップ中のトップの選手のみが入れる特別ランクで、特別競輪の出場権利・レース斡旋の希望選択・一定期間における公休などの優遇措置が与えられる。


S級S班の概要

人員 18人(ただしそれに選ばれた後にS班の資格を失くした場合であっても、追加補充は行わないことにする)

選考基準

適用期間中にKEIRINグランプリに出場する資格を得た選手

現状S級S班在籍者で、期間中に行われた自転車トラック競技国際大会(夏季オリンピック世界選手権自転車競技大会等)に出場した選手

開催運営に関する調整委員会が特に認めた選手

また上述の選手以外から、S級S班の選手選出を行う年の1月1日から12月22日に最終日(決勝戦)が予定されている開催までの審査期間中において、賞金獲得上位選手(2008年度は高松宮記念杯競輪から全日本選抜競輪の各GIレースで賞金を獲得した累計上位選手)も対象とし、それの合計で18人以内になるようにする。


除外規定

競輪グランプリ選考委員会でGII以上の特別競輪の選抜方法による申し合わせの除外規定で選考除外となったり、また審査期間中において「斡旋規制(保留)」など、S班に所属するには不適当とされる選手、また既にS班に所属している選手においても、調整委員会で不適格とみなされた選手も除外対象とし、S班所属選手がそれに抵触した場合、及び次年度にS班に残留できなかった選手はS級1班への降格となる。


適用期間 12月27日から次の年の12月26日までの1年とする

優遇処置

日取り調整会議の状況により既に開催が決まっている期間は斡旋計画を提示。それ以外の開催に希望する場合には「希望斡旋届け」の提出が出来るが、本人の希望に必ずしも添えない場合もある。※ただし予め出場を希望したレース以外でも状況によって優先斡旋を行うことがある

GP以外の特別競輪に優先的に出走できる権利が与えられる。

GIIについては適正な出場間隔を考慮して、また斡旋計画の提示に基づく本人の希望を考慮して出走できるレースを調整できるようにするが、当該選手の出身地・所属地の都道府県に関しては必ず出走することが義務付けられている。

F1(一般普通開催のS級シリーズ)の場合も適正な出場間隔を考慮して、また斡旋計画の提示に基づいた本人の希望に充分配慮して出場レースを決めるように出するが、国際競輪等の特別企画レースと重複した場合はそれを優先する。また最低年1回は当該選手の出身地・所属地の都道府県で行われる地元開催のレースに出場することを義務付ける。


オフ期間 年1回・1ヶ月間まで。ただし重複が生じた場合の人数は6人まで

公共交通費用にかかる特別料金支給

S級レース(F1以上、GP除く)の開催において特別選抜予選にシード出場が約束される。

ファンサービスの一環としてPR活動やファンの集いへ出演する他、S班用のユニフォームを用意する。


競技で活躍した競輪選手

競輪選手も自転車選手という側面を持つことから、各種の自転車競技に参加している選手もいる。長い間プロである競輪選手の自転車競技における頂点は世界選手権自転車競技大会であったが、アトランタオリンピックより自転車競技がプロアマオープンとなってからは、競輪選手もオリンピックに出場し活躍するようになった。


世界選手権自転車競技大会で優勝した競輪選手

中野浩一 - 1977年?1986年スプリント種目10連覇。1992年引退

俵信之 - 1987年スプリント種目優勝

本田晴美 - 1987年ケイリン種目優勝


オリンピック自転車競技で活躍した競輪選手

坂本勉 - 1984年 ロサンゼルスオリンピック スプリント種目で銅メダル獲得

小嶋敬二 - 1992年 バルセロナオリンピック 出場

なお、上記2名はプロの競輪選手として選手登録される前にアマチュア選手として出場したものである。

神山雄一郎十文字貴信 - 1996年 アトランタオリンピック

十文字貴信は1kmタイムトライアル種目で銅メダル獲得


神山雄一郎稲村成浩太田真一長塚智広 - 2000年 シドニーオリンピック


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki