栽培する土地を田または田んぼといい、特に水を張っている田を指して水田(すいでん)ともいう。
水田で育成されたものを水稲(すいとう)、畠で育成されたものを陸稲(りくとう・おかぼ)と呼ぶ。近年では陸稲は少なくなっている。
稲には亜種や近隣種が多いために予期せぬ雑種交配が起こる事がある。特に東南アジアにおいては顕著である。日本では雑種交配を防止するため、耕作地周辺を頻繁な雑草刈りで予防している。
食用稲栽培において最大の障害は「稲の野草種」である。栽培する食用稲同様水田を好み、除草剤も強力過ぎると食用稲自体全滅してしまう。東南アジアでは特に顕著で、食用稲の生産性向上の課題となっている。
主要病害虫
いもち病(稲熱病)
白葉枯病
縞葉枯病
立枯細菌病
ばか苗病
籾枯細菌病
紋枯病
イネシンガレセンチュウ
イネミズゾウムシ
セジロウンカ
ヒメトビウンカ
トビイロウンカ
ツマグロヨコバイ
ニカメイチュウ
イネツトムシ
フタオビコヤガ
斑点米カメムシ類
突然変異による理化学研究所では、重イオンビーム照射により、一般種の1.5倍の耐塩性を獲得した品種の開発に成功[4]。塩害で耕作ができなくなった土地での栽培により、生産可能地域が広がり食糧問題の解決に貢献することが期待される。
イネは生物学や農学において、植物のモデル生物として用いられている。ゲノム研究所 (TIGR) やイネゲノム研究プログラム (RGP) などで、ゲノムプロジェクトが進行している。
稲に関わる語彙
早稲(わせ) 中稲(なかて) 晩稲(おくて)
早苗(さなえ) 女性の名前にも見られる。
稲妻(いなづま)・稲光(いなびかり) 稲穂が実る時期に雷が多いことから、古来、雷が稲を実らせると考えられていた。
関連項目五円硬貨の表には稲穂がデザインされている。
米
藁
稲作
稲妻
神田(御田)
棚田
田の神
作況指数
「食用作物」星川清親
注釈^ 農業・食品産業技術総合研究機構 - ⇒2005年(平成17年)の作付面積(全国)
^ 両品種とも明治時代の良食味品種亀の尾と朝日の血統を、水稲農林1号(亀の尾の孫)と水稲農林22号(朝日の孫)を通して引き継いでいる( ⇒品種情報:越南17号(コシヒカリ)・ ⇒品種情報:東北78号(ササニシキ))。
^ 平成17年3月発行のパンフレット「知っていますか?私たちのごはん」(農林水産省総合食料局総務課)より引用。
^ ⇒重イオンビームで新しい植物をつくる理化学研究所ニュース November 2007
外部リンクウィキメディア・コモンズには、 ⇒イネ に関連するカテゴリがあります。
⇒(独)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 イネ品種特性データベース
⇒Oryzabase(イネ統合科学データベース) ナショナルバイオリソースプロジェクト(生物遺伝資源国家プロジェクト)の一部。()内はリンク作成者による訳。
⇒イネゲノムプロジェクト
⇒イネの収量を決定する重要遺伝子を同定 -「第2の緑の革命」につながる世界初の成果- 2005/6/24 理化学研究所
⇒完全解読されたイネゲノムの遺伝子3万個を貼付けた「DNAブック(R)」完成 2005/10/19 理化学研究所
⇒イネの収量ホルモンを活性化する遺伝子発見 理化学研究所
してくださる方を求めています(P:植物/PJ植物)。
カテゴリ: 書きかけの節のある項目 | 植物関連のスタブ項目 | イネ | イネ科 | 穀物 | 米 | モデル生物
更新日時:2008年9月28日(日)16:59
取得日時:2008/10/01 23:45