学問を科す試験によって官僚を登用するという科挙のシステムは、近世ヨーロッパにも紹介され、各国の官僚登用制度の手本となった。
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^ これを官吏登用試験とするのは誤りである。科挙時代の中国においては「官」と「吏(胥吏)」は全く違う存在である。中国の官僚制度を理解する上で「官」と「吏」を混同するのは致命的な誤りを犯す可能性があるので、注意を要する。
参考文献
宮崎市定『科挙史』(平凡社東洋文庫、1987年) ISBN 4-582-80470-5
宮崎市定『九品官人法の研究 科挙前史』
(同朋舎、1985年) ISBN 4-8104-0423-4(中公文庫、1997年) ISBN 4-12-202991-0
宮崎市定『科挙 中国の試験地獄』
(中公新書、1979年) ISBN 4-12-100015-3(中公文庫BIBLIO、2003年) ISBN 4-12-204170-8
村上哲見『科挙の話 試験制度と文人官僚』(講談社学術文庫、2000年) ISBN 4-06-159426-5
李成茂 著\平木實、中村葉子 訳『韓国の科挙制度 新羅・高麗・朝鮮時代の科挙』(日本評論社、2008年) ISBN 978-4-535-58517-1
関連項目
マンダリン (官僚)
太學
大学寮
詩博士
士大夫
明経道
五経博士
⇒圧巻
破天荒
八股文
儒林外史 - 清代、名門に生まれたが、任侠のために家屋を失った呉敬梓は、科挙と官僚の腐敗・堕落をテーマの小説を書いた。(増井経夫『大清帝国』(講談社学術文庫、2002年) ISBN 4-06-159526-1 374頁を参照)
カテゴリ: 儒教 | 科挙
更新日時:2008年9月14日(日)07:39
取得日時:2008/10/12 11:31