プロファイリングについては、映画や小説の影響で、難事件解決のための万能薬としてとらえられることが多い。しかし、プロファイリングは万能薬ではない。プロファイルによって解決された事件などひとつもない(V.Geberth 元ニューヨーク市警殺人課課長) ⇒[1]というのが現実である。警察は、プロファイルについて過大な評価をしていない。現在の警察は、犯行現場の痕跡をもとに犯人割りだしを行うのが通常である。そして、そのために各都道府県に科学捜査研究所が設置されている。
現在、各都道府県の科学捜査研究所には、特別のプロファイリングチームというものは存在しないことがほとんどである。実際の事件解決は、警察庁と各警察本部で保管しているこれまでの被疑者の身体的記録(指紋や体格)・事前に収集していた物件のデータ・現場で発見された痕跡・犯行内容・捜査情報から、犯人逮捕に向けた情報分析が行われる。
詐欺・贈賄・文書偽造などの鑑定を行う。裁判で証拠物件の検証のために鑑定を担当することもある。
すでに被疑者が逃亡してしまったあとでも現場に残された痕跡からDNA照合で犯人の割り出しを行う。
銃器や薬物などの科学鑑定を行う。地下鉄サリン事件で犯行現場に残された当初は不明であった毒物をいち早くサリンと断定したのがここである。主に鑑識が収拾した遺留品がすぐさま届けられ、鑑定官がそれを科学的に分析する。
鑑識課は刑事警察が捜査対象とする全ての事件の鑑識活動(現場保存、現場観察、資料の保全)を行う。 科学捜査研究所は通常の捜査や鑑識活動では解明できない事案の鑑定や研究を行う。 鑑識課と科捜研は常に連携をとっており、事件発生の際は証拠品・遺留品情報がすぐさま科捜研に届けられる。
科学捜査研究所を舞台としたドラマ
新・科捜研の女(テレビ朝日系列木曜ミステリー 主演:沢口靖子)
外部リンク
⇒山梨県警察 科学捜査研究所
⇒岐阜県警察 科学捜査研究所
⇒兵庫県警察 科学捜査研究所
カテゴリ: 日本の警察 | 研究所
更新日時:2008年8月22日(金)23:10
取得日時:2008/08/28 08:51