福音書は、エウアンゲリオンとも呼ばれることがある。
古代ギリシャでは、エウ(良い)アンゲリオン(知らせ)で 元来、マラソンの元となったマラトンの戦いの勝利の伝令のような戦争の勝利や出産など、喜ばしいことを伝える手紙などを指し、良い知らせ、めでたいニュースの意だった。
イエス・キリストの十字架刑からの復活(紀元後30年頃)直後、イエスの弟子(使徒)たちは「神の国(支配)が到来した」というイエスのメッセージを世界に広げるために布教を始めた。弟子たちはこのメッセージを初め、良い知らせ、又はイエスの良い知らせと呼んだ。四福音書中最初に書かれ、断片が死海文書にも見つかっているマルコ福音書は、冒頭「イエス・キリストの良い知らせの初め。」で始まっている。
エウアンゲリオンの内容である、イエス・キリストが到来を告げた「神の国(支配)」(希: βασιλεια του θεου)が何であったかに関しては、新約聖書の内容全体と関わってくるため、その詳細は聖書学者によって意見が分かれる。一般的には、「神の国」というように領域としての国としてとらえる場合と、「神の支配」のように神から与えられた新しい秩序としてとらえる場合に大きく分けられる。
英: Evangelion以外にも古くは英: Good Newsの意味を表す英: Gospelという語も使われる。
テレビ東京で放送されたアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』の「エヴァンゲリオン」は、エウアンゲリオンをラテン文字表記した「Evangelion」に由来する。
日本語訳 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
最古の日本語訳は、マカオイギリス商務庁主席通訳官カール・ギュツラフ(オランダ伝道協会)と岩吉, 久吉, 音吉という漂流日本人らによる1835年12月(天保6年)?1836年年11月(天保7年)に日本語訳され、1837年(天保8年)年にシンガポールで木版刷出版された『約翰福音之傳』(『ヨハネによる福音書』)でその際エウアンゲリオンを福音と翻訳された。
金装福音経正教会の金装福音経
正教会においては、福音経を金色などに装飾し、イコンも加えられる事が多い。これは視覚的な象徴表現を多用する正教会にあっては、福音経も視覚的な象徴表現の対象となり、教会にとって最も重要な経典でありかつイイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の言葉・イイスス・ハリストスそのものを表す福音経は、奉神礼にあたって美しく示されて当然であると考えられてきた伝統に基づく。
関連項目
聖書学
外部リンク
⇒共観福音書比較研究
⇒聖書の呼ぶ声
⇒jesus
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 書きかけの節のある項目 | 福音書 | 新約聖書 | 聖書 | 聖書の語句
更新日時:2008年8月3日(日)08:21
取得日時:2008/10/12 05:59