人物像2008年1月26日、スイスのグラウビュンデン州ダボスにて
身長171cm、体重70kg、血液型A型[2]。趣味はベルリオーズ、バルトーク、シューベルトなどのクラシックの鑑賞[2][6]。中学2年のときにベートーヴェンの交響曲第5番のレコードを貰ったことがきっかけである[141]。好物は蕎麦、うどん、カレーライス、肉類[6]。ワイン通としても知られる[142]。勝海舟が好きで、歴史小説を中心に多くの本を読む[2]。座右の銘は「誠実に日々一生懸命」[2]、「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張」(勝海舟)[142]。スポーツが好きで、若い頃は登山、スキー、ゴルフ、ボウリングなどをしていた[11]。現在の唯一のスポーツは速歩である[143]。好きな映画としては『黄色いリボン』などの西部劇、俳優としては高峰秀子や藤原紀香を挙げている[144]。愛犬家でありウェルシュ・コーギーを首相公邸で飼育している[145]。サラリーマン時代の米国赴任の経験から英語が堪能[13]。環境に配慮し、天然ガス自動車に乗っている[146]。
人物評第34回主要国首脳会議にて各国首脳らと
冷静沈着な風貌だが、官邸の官房長官執務室で大仁田厚に対し「大仁田君、政治は男のロマンだ。ファイヤー」[147]と説くなど、ときに熱血漢ぶりを発揮することもある。政敵の菅直人は、官房長官時代の福田について「斜に構えているが泥をかぶってもやり遂げるというところがあった。小泉首相・福田官房長官というのは中曽根首相と後藤田官房長官を思わせる」[148]と評している。脚本家の三谷幸喜は、当時の菅と福田を対比し、福田の物言いについて「明らかに面白いことを言おうという意思がうかがえ、しかも確実に面白いことを言っている」[149]と評した。坪内祐三も「福田さんのブラックジョークが好きだった」[150]としている。
小泉政権で福田とともに閣僚を務めた竹中平蔵は、首相就任後の福田について、クールアース推進構想での数値目標導入、公務員制度改革での内閣人事庁の新設、道路特定財源の一般財源化表明などを例示し「一カ月に一回くらい結構大きな決断をしている」[151]と指摘し「福田総理は改革に後ろ向きであるわけではない」[151]としている。同時に、竹中は福田政権の問題点として、福田によるプロアクティブな改革への取り組みを国民はリアクティブな改革として受け取めていると指摘し、「『政策マーケティング』に問題あり」[151]と評している。福田政権で内閣総理大臣補佐官(社会保障担当)を務めた伊藤達也は「福田氏は厚労省改革で強い指導力をみせた」[152]と評価したうえで、福田は手柄を独り占めしようとせず「手柄を全部われわれに与えようとする」[152]と指摘し「目立とうとしない政治家は珍しい」[152]と評している。慶應義塾大学環境情報学部教授の福田和也は、公文書管理体制の強化を推進した福田について「あの人まじめだから、役所の記録とかを几帳面にきちんと文書化して残してるんだよ。きっと50年後の研究者はすごく助かると思う」[153]と指摘している。
エピソード2008年2月27日、アメリカ合衆国国務長官コンドリーザ・ライス(手前左)と