共産主義思想
マルクス主義 ? レーニン主義
スターリン主義 ? トロツキー主義
毛沢東思想 ? ユーロコミュニズム
国際組織
コミンテルン ? コミンフォルム
第四インターナショナル
人物
マルクス ? エンゲルス
レーニン ? トロツキー
スターリン ? 毛沢東
出来事
ロシア革命 ? 大粛清
スターリン批判 ? ハンガリー動乱
中ソ対立 ? 文化大革命
プラハの春 ? 天安門事件
東欧革命 ? ソ連崩壊
表・話・編・歴
19世紀の資本主義社会は過酷な労働環境をもたらすなど多くの矛盾・問題点を孕んでいた。その問題点は多くの学者によって分析され理想の社会が論じられてきたが、特にカール・マルクス・フリードリヒ・エンゲルスらは、資本主義が成熟した後に社会主義(共産主義)が実現しうるとした。
しかし、実際には成熟した資本主義国では社会主義革命は起らず、集中排除、社会福祉、労働法規、財政等の社会民主主義的政策によって、一応の安定をみた。一方ロシア等資本主義が成熟していない社会において、改革を急ぐ急進的な人々により暴力的に革命・改革は実行された。結果的に、社会主義革命はその理想とは裏腹に多くの悲惨な結果と犠牲者を残した。これは20世紀における最大の社会実験であった。
ソビエト連邦は革命の輸出と言う全く新しい世界侵略の方法を生み出し、国内向けには恐怖政治、国外向けには自国の軍事力に加え、各国の共産党に指示や武器等を与え、砕氷船理論をとることで世界を混乱させ、世界革命を実現しようとした。実際、第二次世界大戦後多くの東欧の国々が「解放」され社会主義国となった。
中国では、日本の敗戦により汪兆銘政権が崩壊した後に国共内戦が再開され、蒋介石率いる中国国民党が敗れ台北(台湾)に逃走した結果、中国共産党の手により中華人民共和国が成立した。
ベトナムでは、1945年、終戦の混乱に乗じて旧仏領インドシナ地域が独立を宣言し、ベトナム民主共和国(北ベトナム)が成立した。しかし、1946年にはフランスが東南アジアの利権を守るべく傀儡政権のコーチシナ共和国を成立させたことで、国土は分断状態に置かれた。その後、南北の対立は続き、断続的に戦争が行われた。北ベトナムはソ連・中国の(中ソ対立ではソ連側に付いた)、南ベトナムは初めフランスの、後にアメリカ合衆国の支援を受けていた。1975年、北ベトナム軍は南ベトナムの首都サイゴンを陥落させ、社会主義国としての統一を実現した。周辺国のカンボジア、ラオスも社会主義国となった。
1976年にはアンゴラ、1978年にはエチオピア、モザンビーク、南イエメン、アフガニスタンで社会主義政権、もしくは親ソ政権が誕生した。
これらの動きに対し西側諸国は、革命に反対する勢力への武器提供や資金援助を行った。その結果、いずれの勢力も主導権を握ることが出来ず、いつ果てるとも知れぬ泥沼の内戦を繰り広げることも多かった。
これら社会主義諸国の間でも様々な紛争が起り、「共産主義は一枚岩」(社会主義国は将来的には共産主義を実現すると標榜していた)という理念は短期間で崩壊した。ハンガリー事件、ソ連と中国の対立、ソ連のチェコスロバキアへの軍事介入、ソ連のアフガニスタン侵攻、中国のベトナム侵攻などである。