中国の漢代には省は宮中のことで省中ともいった。魏や晋のころからは、宮中におかれた官庁の呼称となった。唐代の律令制では、尚書省、中書省および門下省の3省がおかれた。元代には、中央を直轄する中書省の地方支所を意味する行中書省がおかれ、行省と略された。行省はそのまま管轄地域の呼称ともされた。明代に中書省や行省が廃止され三司が置かれたが、その管轄地域も俗に省と呼ばれた。清代になると地方行政区画として省が復活し、18省(のちに28省)がおかれた。中華民国、中華人民共和国でも省 (Province) の名称は継承されている。現代の中国では地方行政区画のうち最上位のもの(州に相当)を指す。
中華人民共和国の行政区分
中華民国の行政区分
ベトナムにおいては、省 (t?nh) は地方行政区画の名称(県に相当)として用いられている。
ベトナムの地方行政区画
カテゴリ: 行政区画の単位
更新日時:2008年7月29日(火)05:29
取得日時:2008/08/19 17:50