燕の巣
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巣としての特徴

アマツバメ科は極端に空中生活に適応したグループで、繁殖期を除いてほとんど地表に降りることはない。睡眠も飛翔しながらとると言われている。巣材も地表から集めるのではなく、空気中に漂っている鳥の羽毛などの塵埃を集め、これを唾液腺からの分泌物で固めて断崖などに皿状の巣を作る。アナツバメ類の一部は、空中から採集した巣材をほとんど使わず、ほぼ全体が唾液腺の分泌物でできた巣を作る。巣によって羽毛などの巣材を比較的多く含むものから、全くと言っていいほど含まないものまで差があり、少ないほど食材としての品質は高い。調理に際しては湯で柔らかく戻してから、ピンセットなどで丁寧に羽毛などを除去する。食材として巣を採集された親鳥は巣を再建するが、時間をかけてほとんど分泌物のみから成る巣を作るゆとりはないので、新しい巣は他のアマツバメ科の鳥と同じように空中から集めた巣材を多く含む巣となる。


断崖絶壁などに巣を作る事が多く、このような営巣習性の鳥はしばしば鉄筋コンクリート製の建造物の増加した近代的な都市を本来の営巣環境に近似した環境と受け止めて繁殖地とする事例(ハヤブサチョウゲンボウの例が著名)が目立つが、アナツバメ類にもこうした傾向が見られ、最近ではタイなどの東南アジア諸国の都市部の鉄筋コンクリート製建造物の内部に条件を整えることで集団営巣地を作らせることができるようになり、市場への供給量が増した。


問題点

燕の巣は上述の通り断崖絶壁に多く、熟練技術を持つ採取人が行うが、それでも危険が伴う作業である。


基本的に高価な新品の巣が重宝されており、戻ってきたツバメは新しい巣を作る場合が多いが、巣が無くなったショックで卵を落としてしまう場合もある。また、雛鳥を育てるためにある大事な巣を採取する事自体、動物愛護などの観点から批判的な意見もある。
カテゴリ: 中華食材 | 広東の食文化

更新日時:2008年6月7日(土)19:43
取得日時:2008/08/13 21:53


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki