事業所数は2,545で、このうち卸売業は672事業所、小売業は1,861事業所となっている。年間商品販売額8,144億4,500万円のうち、卸売業が5953億円、小売業が2,191億円。以下に特筆すべき小売店舗について記述する。
大型店舗
市内には、百貨店や駅ビル、駅直結型ショッピングモール、ロードサイド型ショッピングモールが存在する。百貨店としては、国道17号と国道407号の交差点に8階建て地下1階の八木橋百貨店がある。1961年に埼玉県内初の百貨店として開店して以来、「八木橋デパート」、「八木橋」などと呼ばれ市民から親しまれている。また、熊谷駅北口においては、駅ビルアズ熊谷、ティアラ21、ニットーモールの3館がペデストリアンデッキで結ばれており、集合的に熊谷駅直結の一大ショッピングセンターとして機能している。このうちニットーモールは、2002年までの間ダイエーがその売場面積の半分を占める形で核店舗として出店していた。一方でロードサイド型店舗においては、八木橋百貨店近くに熊谷サティでそのほとんどが構成される熊谷片倉フィラチャーが、国道17号熊谷バイパスと国道407号妻沼バイパスの交わる代交差点には西友やトイザらスを核店舗とするビッグベア(1997年開店)が、同じく妻沼バイパス沿いの旧熊谷市と妻沼町との境界付近にカスミやコメリを核店舗とするイール妻沼がある。
家電量販店
熊谷市は家電量販店間での価格競争が特に顕著な地域のひとつである。
1990年代までは、国道140号沿いにあったヤマダ電機熊谷店(当時)と国道407号沿いにあったコジマ熊谷店の2店舗間において付かず離れずの穏やかな競争が続いていたが、1990年代前半にヤマダ電機がそれまでの熊谷店を移転し国道17号熊谷バイパス沿いに郊外型のテックランド熊谷店として開店させてからは、コジマの店舗が小規模な上に老朽化していたこともあって、集客率においてヤマダ電機に差をつけられていた。
しかし2005年1月、コジマが熊谷店に隣接していた土地を取得し、店舗の面積をそれまでの倍以上にし、更には国道17号からの進入も可能にしてアクセスを向上させ、深谷市にあった深谷店と合併の上でNEW熊谷店を開店させた。ヤマダ電機もこれに対抗するように、同年4月にコジマからおよそ500メートル離れた同じく国道407号沿い(スーパーマーケットマルエツ熊谷原島店跡)にテックランド熊谷本店を開店させ、市内2店舗の体制とした。翌2006年にはピーシーデポコーポレーションがそれまでEXPO熊谷店として営業していた店舗をPC DEPOT熊谷店に改装して他店に対抗し、価格競争が激化した。更には2007年4月6日にでんきちが新堀地区(籠原駅方面)に熊谷本店を開店させた。
また、ラオックス熊谷店が熊谷駅から徒歩圏内あったが2008年6月1日をもって撤退している。1997年にもギガスカンサイ(現 ギガス)がBig Bear内に一度熊谷店を出店したが、数年で撤退している。
映画館
市内には、シネティアラ21とワーナー・マイカル・シネマズ熊谷の2つのシネマコンプレックスがある。
1990年代、市内には現在とは別の2つの映画館があった。東映配給の映画を上映する富士見劇場(市役所通り)と、それ以外の映画を上映するシネプラザ21(星川通り)である。当時は近隣市町村にこれら以外の映画館は存在しなかったために、市外においても集客力を有していた。しかし富士見劇場は老朽化のため閉館し、東映系を引き継いだシネプラザ21はその時点での熊谷市唯一の映画館となった。2000年11月16日に、マイカルが国道17号沿いに熊谷サティを出店すると同時に、シネプラザ21の倍の規模を備えたシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ熊谷」を併設した。大型車も利用できる大型駐車場を備え、買い物もできるとあって盛況となったが、一方でシネプラザ21はそれまでの客が奪われていた。また翌年のマイカル経営破綻の際にも、開業して間もないこともあって熊谷サティの客足は衰えず会社更生のための整理対象店舗のリストに載ることは無かった。そして2003年9月30日、シネプラザ21営業元の鷹の羽興業は、1年後シネティアラ21をティアラ21(当時はいずれも名称未定)に開館させることを発表し、シネプラザ21を閉館した。翌年11月20日、ティアラ21が開業し、シネティアラ21も同時開館した。熊谷駅と直結していることや、ティアラ21内の他の商業テナント店舗と連動した割引制度などの導入を売りにしている。それから現在に至るまで大手チェーンと地元系合わせて2館あるシネマコンプレックスは営業を続けている。
スーパーマーケット、ホームセンター
市内には20店舗余りのスーパーマーケットが存在する。特に前述の熊谷サティ(総合スーパーマーケット)・ベルク・カスミ・いなげやといったイオン傘下企業の店舗が乱立している(ただし、いずれもイオン傘下入り前より市内において店舗を展開している)。市内において最も多い店舗数を有するのは寄居町を本部とするベルクであり、その数は旧熊谷市域に7店舗にのぼる(これは同チェーンの市町村別出店舗数でも一番多い)。それに次ぐ3店舗を展開するのは川越市に本部を置くヤオコーであり、ショッピングモールニットーモールの中にも出店している。また、さいたま市のマミーマートは熊谷及び籠原地区に、カスミは妻沼地区にそれぞれ2店舗を有している。この他、ショッピングモールビッグベア内に出店する形で西友が、それまでのKマート跡にさいたまコープ コープ熊谷が、籠原地区にとりせんが、江南地区にいなげやそれぞれ1店舗ずつ存在する。なお、かつて市内に存在したスーパーマーケットとしては、ニチイやキンカ堂、ダイエー、マルエツなどがある。 また、ホームセンターに関しては、ケーヨーデイツーが2店舗、その他セキチューとコメリがそれぞれ1店舗ずつ存在する。
工業
製造品出荷額 : 7361億6322万円(2004年度)