災害を未然に防ぐための施策、行為を総称して防災と呼ぶ。災害対策基本法第2条第2号では、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ることをいう」とされている。
災害の程度に応じて「非常事態」「緊急事態」 (emergency) と言われる場合がある。又、一時に3人以上の労働者が業務上死傷又は罹病した災害労働災害を「重大災害」と称して区別している。
特に大きな自然災害が発生した場合、被害を受けた都道府県は、災害救助法の適用を国に対して申請し、被災者に対する救助や支援などで自衛隊の災害派遣、または日本赤十字社への救護班派遣要請や、支援費用の一部負担を国に求めることがある。
被害が広範囲に渡る場合には、更に国の支援が強化される「激甚災害法」が適用されることもある。
気象災害
風水害
水害 - 低気圧や台風、前線による集中豪雨、洪水や土石流や鉄砲水、がけ崩れや地すべり、高潮など
風害 - 低気圧や台風、竜巻などの突風、暴風による倒木、家屋や建物の破損・倒壊、農産物への被害、船の座礁など
塩害 - 高潮や高波による潮位上昇、堤防の破壊、海水そのものや海水と風が吹き付けることによる、農作物や植物への塩害
土砂災害 - 土石流、がけ崩れ、地すべり、天然ダムなど
雪害 - 大雪による交通機関のマヒ、積もった雪の融解による雪崩など
雷、雹(ひょう)
異常気象
異常高温、異常低温(冷害)、少雨(旱魃)、短時間での記録的大雨(100mm/hなど)、暖冬、猛暑、冷夏、空梅雨、またエルニーニョ、ラニーニャ、ダイポールモード現象などを原因とする各種の異常気象
異常乾燥による山火事
地震
大きな地震や、それによる津波、建物の損壊、インフラの破壊など
地震による津波、揺れによるがけ崩れ、断層の地表露出、地割れ、道路の寸断、橋や塔、建物の倒壊、液状化現象、ライフラインの寸断
火山
噴火による火砕流や溶岩流、火口から噴出する灰(降灰)、火山弾
噴煙が高く立ち上り太陽光を遮る事による冷害
積もった灰が雨などと一緒に一気に流れる泥流
爆発による山体崩壊、山体崩落(例:島原大変肥後迷惑)
生物
インフルエンザやエボラ出血熱など伝染病のまん延、SARSなどの新型の病原菌の発生
生物の異常発生(蝗害(バッタ・イナゴ)、エチゼンクラゲ)
隕石
落下時にできる巨大な隕石孔・クレーター
隕石落下による大量の塵の巻き上げやそれによる太陽光の遮断、海に落ちた場合の津波