中国を統一した劉邦は、皇帝として即位するにあたって旧来の国号であった漢をそのまま統一王朝の国号として用いた。この劉邦が開いた前漢と、いったん滅亡したのち劉秀によって再興された後漢の漢王朝は、あわせて400年の長きに渡った。漢王朝の歴史の詳細については、前漢・後漢・蜀漢をそれぞれ参照。
漢王朝400年の事績を踏まえて、「漢」は「神州」「九州」「天下」「支那」などと同様に、中国の地を指す代名詞のように用いられるようになった。「漢土」とも。同様な言葉に「秦」「唐」がある。(南北朝期からモンゴル時代にかけて、華北(黄河流域)と華中(長江流域)を区別し、前者のみをさす用法もあった)
民族としての「漢民族」、エスニックグループとしての「漢人」「漢族」、そして漢字、漢語、漢風などの特定文化をさす「漢」は漢王朝の名に由来している。(漢王朝の時代に古代中国文化が完成したため、崇拝をこめて漢王朝が回顧されることが中国では一般的である)(南北朝期からモンゴル時代にかけて、華北(黄河流域)住民と華中(長江流域)住民を区別し、前者のみをさす用法もあった)
漢の国号は皇帝であった劉氏の姓と密接に結びつき、これ以後も劉姓の王朝によってたびたび使われた。
前漢
後漢
蜀漢(三国時代)
前趙(趙漢)(匈奴系の王朝)
成漢(成蜀・前蜀)(チベット系?族の李特の政権)
後漢 (五代)(突厥系の王朝)
北漢(五代の後漢系の王朝)
南漢(一説ではアラブ系の王朝)
漢(元末の陳友諒の政権)
外部リンク
⇒考古用語辞典 ⇒秦漢時代
ウィクショナリーに ⇒漢の項目があります。
カテゴリ: 中国の歴史 | 劉氏 | かつて存在したアジアの国家
更新日時:2008年9月22日(月)13:46
取得日時:2008/09/24 02:12
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