東海道本線の項目にもある通り、本区間は他系統の路線と並行する区間が多いが、他路線も含めて列車本数が多い・高架化されていない・他路線と踏切が一体であるなどの理由から開かずの踏切が問題となっている。特に鶴見駅付近の総持寺踏切は12本(6複線)の線路が横切るなど、横断距離が長いことも特徴である。また、藤沢 - 辻堂間にある一本松踏切には藤沢駅で折り返す引上線かかっており、平日朝に藤沢始発の上り電車2本が留置される間、踏切が塞がれる(踏切には当該時間帯を踏切通行止とする看板がある)。
しかし、戸塚駅に隣接する戸塚大踏切では線路と立体交差するバイパス道路の建設が決定するなど、問題解消を目指しての施策も行われている。
2000年に、運輸省(現・国土交通省)は全国各都道府県について年間の都道府県間鉄道流動量の調査を行った。このうち、関東地方に関する調査結果を見ると、南関東 - 北関東間の鉄道需要が非常に高いものであることを示した。こうした背景を踏まえ、2001年12月1日に湘南新宿ラインが開業、さらに今後東北縦貫線計画が実現する見通しとなった。
都県間鉄道旅客流動状況(2000年、単位:千人/年)
出発地\目的地栃木県群馬県茨城県合計-
埼玉県6424711871,300-
東京都3,0751,8691,9036,847-
神奈川県7652434681,476-
千葉県336292218846-
合計4,8182,8752,776--
出発地\目的地埼玉県東京都神奈川県千葉県合計
栃木県1,2522,9639395955,749
群馬県9352,0274154853,862
茨城県1721,6954772552,599
合計2,3596,6851,8311,335-
E231系211系
普通列車・快速アクティー・通勤快速
E233系
E231系
E217系
211系
185系
373系
湘南新宿ライン
E231系
ホームライナー(湘南ライナーなど)
185系
215系(かつては普通列車にも使用)
251系
昼行特急列車
251系
185系
過去に使用された車両113系
特急形電車
151系
157系
183系
E257系(ライナーとして運転)
E351系(ライナーとして運転)
急行形電車
153系
165系
近郊形電車
80系
111系・113系
115系(御殿場線からの直通列車として国府津 - 小田原で運転)
車内ドア上部に掲出されている停車駅案内図は、E231系が東海道線・伊東線のほかに湘南新宿ラインと高崎線が付け加えられている。また、211系は東海道線・伊東線のみ掲載されている。
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この区間を走るほとんどの旅客車両の帯色は、「湘南色」と呼ばれる黄かん色(濃いオレンジ色)■と緑2号(濃い緑色、ダークグリーン)■のツートーンカラーである。
湘南色の始まりは、かつてこの区間を走っていた80系まで遡る。同系列は1950年に当初からオレンジ色と緑色の塗り分けで運行開始されたが、それ以前の国鉄旅客車両の塗装が一般に客車も電車も「ぶどう色」と称される焦げ茶色1色のみで精彩に乏しかった中、同系列の派手な塗装は当時の人々に驚きを与えた。
その後、国鉄は湘南色を直流電化区間の近郊形・急行形電車における車両制式色とし、地域に関係なく広く用いた。その背景の一つには、広域的な車両の転配属を考慮した国鉄が、塗装に至るまでの徹底した標準化を図っていたことが挙げられる。
しかし、1980年代の国鉄末期に至ってイメージチェンジを目論んで各地域ごとに独自の塗色変更が行われるようになり、JR化後にはその傾向が加速した。1990年代以降は新車への置き換えや大規模リニューアル時の塗色変更などで全体を「湘南色」塗装した鋼鉄製車体の車両は著しく減少している(ただ、JR東海では国鉄から引き継いだ車両に対しては多くが湘南色塗装のままで使われた。身延線にオリジナル色で登場した115系2600番台もJR後に湘南色塗装に変更された)。
湘南色の由来としては、80系の開発当時に「アメリカのグレート・ノーザン鉄道の車両塗装にヒントを得て、これに近い色合いを採用した」と開発に携わったデザイナーの黒岩保美が証言している。また、同じく国鉄の車両技術者だった星晃も自著で「明るいイメージの色として採用した」と述べている。しかし、この真相は開発当時、世に知られることはなかった。
一般には「神奈川県西部や静岡県地方特産のミカンとお茶にちなんだもの」、あるいは当時の国鉄が後付けで考えた「ミカンの実と葉の色にちなむ」などの沿線の風物に発祥しているとする俗説が定着している。時にはJRが発行するガイドなどでも「みかんやお茶など、沿線の特産品を表現した塗装」というように解説されている場合がある。