横浜市北東部に位置し、東急東横線を中心とする東部には、一戸建て住宅中心の閑静な高級住宅地が、横浜市営地下鉄を中心とする西部にはマンション中心の新興住宅地が広がっており、その一方で広い区内には随所に豊かな自然も残っていることから、市内でも人気の高い地域である。また南部の新横浜駅周辺は、新横浜都心として横浜市の2つある都心の1つとして指定されており、再開発が行われている。
人口・世帯数はともに横浜市のみならず、日本の政令指定都市の行政区の中で最大である。
1939年(昭和14年)4月に都筑郡下の各町村が横浜市に合併した際、神奈川区から分区する形で成立した。都筑郡下の各町村は都筑郡一体での行政区成立を望んだが、地理的条件などを勘案し、神奈川区の大綱・日吉・師岡の各地区に城郷地区の一部、そして都岡・二俣川を除く都筑郡の各町村を以って一行政区とされた。成立当時の名前の候補として、菊名区が挙げられたが、横浜港の北にあるということで港北区に決定した。
誕生当時は、現在の港北区・緑区・都筑区・青葉区に保土ケ谷区の上菅田町・新井町をあわせた区域だったが、1969年に緑区(現在の緑区・青葉区及び都筑区の一部)を分区し、上菅田町・新井町は保土ケ谷区に編入。さらに1994年11月に行政区再編成により、区の北西部地域が都筑区に分区編入されて現在の港北区に至る。
東急東横線の沿線を中心に住宅・商業地域が発達している。横浜線、横浜市営地下鉄沿線は緑を残しつつもニュータウンや大規模なマンションなどが立ち並び、今なお開発が進んでいる。特に東海道・山陽新幹線の新横浜駅周辺は新横浜都心として発展しており、2008年3月26日に19階建ての駅ビルであるキュービックプラザ新横浜が開業し、2008年3月15日に、すべてののぞみ、ひかりが新横浜に止まることになった。2002年のFIFAワールドカップ?の決勝の舞台となった現日産スタジアム、当時の横浜国際総合競技場があることでも知られる。
日吉地区は平成以前市外局番「045」の横浜電話に含まれず、旧日吉村域が中原郵便局管内であった名残から市外局番「044」の準市外電話扱いとされ、電話番号は「044-6X-XXXX」と9桁であった。他の市内と異なり市内へ掛ける際も「045」をダイヤルしなければならなかった(なお、同一市外局番だった川崎市へも「044」が必要だった)。1990年10月1日に横浜MAに編入され、電話番号は「045-56X-XXXX」へ変更された。
地理
山:
河川: 鶴見川、鳥山川、早渕川
湖沼: 菊名池、篠原池
経済
本社が所在する主な企業
コーエー
かつては旧松下通信工業も本社を構えていたが、松下グループの事業再編により、同社の法人格を継承しているパナソニック モバイルコミュニケーションズは都筑区に本社を移し、旧本社はパナソニック コミュニケーションズ(旧九州松下電器、福岡県福岡市博多区)の事業所となった。
元々鉄道沿線の駅前を中心に商店街などが連ねていたが、最近大規模開発が行われている新横浜駅周辺が商業の中心地になりつつあり、港北ニュータウンの発展も含めて企業の進出も多い。
農業
現在でも田園風景が多く残っており、市内でも農業が盛んな区の一である。
古くは鶴見川を中心に稲作や果樹(モモ・ビワ・イチゴ)など東京などに向けた近郊農業が盛んに行われていた。
現在は新羽・大熊農業専用地区などを中心にホウレンソウ、小松菜など軟弱野菜の生産が行われている。
戦前、全国的に有名だった綱島の桃「日月桃」があった。
大学
慶應義塾大学(日吉・矢上キャンパス)
港北区は旧横浜東部学区に属する。
神奈川県立港北高等学校
神奈川県立岸根高等学校
神奈川県立新羽高等学校
私立
慶應義塾高等学校
日本大学高等学校
清心女子高等学校
高木学園女子高等学校
東横学園大倉山高等学校
武相高等学校
中学校
公立
横浜市立城郷中学校
横浜市立大綱中学校
横浜市立高田中学校