フランス
サハラ砂漠での核実験
1960年2月13日 初の原爆実験。イスラエルの科学者が同席。事実上イスラエルとの共同実験。
1968年8月24日 初の水爆実験。
フレンチポリネシアでの核実験。
1966年から1996年1月までに約200回実施。
60年代初頭に設立した第9学会(北西核兵器研究設計学会)により、核兵器の開発が進められた。1964年以来、ロプノール湖は核実験場として使われた。1996年までに核実験が45回に渡り実施された。それらのうち1980年までに行なわれた核実験は、地下核実験ではなく地上で爆発させた。そのため、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の広い範囲の土地が放射能で汚染され、現地に住む人間も被害を受けた。
ロプノールでの核実験
1964年10月16日 初の原爆実験。
1967年6月17日 初の水爆実験。
インド
1974年5月18日 ラジャスタン州ポカラン砂漠で初の原爆実験。詳細はインドの核実験 (1974年)を参照。
1998年5月11日・13日 熱核反応装置(水爆に相当)実験に成功。詳細はインドの核実験 (1998年)を参照。
パキスタン
1998年5月28日・30日 チャガイで初の原爆実験。
朝鮮民主主義人民共和国
2006年10月9日 咸鏡北道吉州郡豊渓里で初の核実験。詳細は北朝鮮の核実験 (2006年)を参照。
東西冷戦中には、アメリカ合衆国が地下核実験の探知を目的として世界中に地震計を設置した。おもにソビエト連邦が実施した地下核実験によって生じる地震波をとらえた。いっぽう、核実験実施国も自然地震と見せかけるために巧妙な核実験を行った。たとえば爆弾を並べて短時間に順に爆発させていき断層破壊と偽ったり、2発の爆弾を短時間に続けて爆発させ自然地震特有のpP波に似た波を発生させたりしていた。
このような経緯で設置された地震計は、現在では純粋に地震学の分野で大きく活用されている。(たとえば地震波トモグラフィー)
なお、地震計による核実験探知については、ブルース・A・ボルト著『地下核実験探知』に詳しく記してある。
地上で行う核実験は、大気中に放射性物質が飛散することになるため、1963年、これを禁止する国際条約が締結されることになった。大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約(通称部分的核実験禁止条約:PTBT) と呼ばれるこの条約は、地下核実験については禁止の対象外としていたが、その後これも禁止対象とする包括的核実験禁止条約 (CTBT) が提案された。この条約は、発効の条件とされた特定の44カ国全てにおける批准が実現されておらず、現時点では有効な条約にはなっていない。臨界前核実験は CTBT では禁止されていない。
核実験が実施されるようになり、近年、大気や海洋表層に大量の放射性物質が散布された。こうした海洋水を追跡することでも、海洋大循環の動きが明らかになっている。
核実験により放射性同位体が地球大気中にまき散らされたため、放射性炭素年代測定法による年代測定は、1950年頃以降を特定するための年代測定としては、従来の手順では使えなくなったことになる。
関連項目
核武装論
核抑止
気象庁精密地震観測室
Vela (人工衛星) - 核実験監視衛星
第五福竜丸
地球平和監視時計
ロプノール
核の指紋
臨界前核実験
ラッセル=アインシュタイン宣言
黒い雨
キノコ雲
放射能汚染
アトミック・カフェ
アトミック・ソルジャー