区名の由来は、江戸時代の初期、成宗・田端両村の領主が青梅街道沿いに植えた杉並木があった事に始まる。この杉並木は明治前になくなった。その後「杉並」の名は村名として採用され、町名、さらに区名となって現在に至る。
関東大震災後に、多くの文化人や学者が都心や下町から移り住んだ地でもある。
1889年5月1日 - 町村制施行により、東多摩郡杉並村・和田堀内村・井荻村・高井戸村が発足。
1896年4月1日 - 南豊島郡・東多摩郡が合併し豊多摩郡となる。
1924年6月1日 - 杉並村が町制施行し杉並町となる。
1926年7月1日 - 和田堀内村、井荻村、高井戸村がそれぞれ町制施行し、和田堀町、井荻町、高井戸町となる。
1932年10月1日 - 杉並町・和田堀町・井荻町・高井戸町が東京市に編入、4町の区域をもって東京市杉並区が発足。
1943年7月1日 - 東京都制施行により東京都杉並区となる。
1947年5月3日 - 地方自治法施行により杉並区は特別区となる。
1960年3月26日 - 中野区との境界を変更する[1]。
杉並区と全国の年齢別人口分布図(比較)杉並区の年齢・男女別人口分布図
■紫色は杉並区
■緑色は日本全国■青色は男性
■赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査(2005年)
地域阿佐谷(阿佐谷北、阿佐谷南)高円寺(高円寺北、高円寺南)荻窪(他に南荻窪、上荻)西荻窪梅里和田堀ノ内松ノ木大宮成田(成田東、成田西)宮前松庵方南和泉永福
浜田山高井戸(高井戸東、高井戸西、上高井戸、下高井戸)久我山桃井清水天沼本天沼善福寺今川上井草井草下井草
区長
山田宏(やまだ ひろし)1999年4月27日から 3期目
区議会
杉並自民議員倶楽部(杉自) - 13人
杉並区議会公明党(公明) - 8人
民主党杉並区議団(民主) - 7人
日本共産党杉並区議団(共産) - 6人
社会民主党・みどり(社み) - 3人
区政杉並クラブ(杉ク) - 3人
区議会生活者ネットワーク(生ネ) - 2人
自由民主党杉並区議団(自民) - 2人
都政を革新する会(革新) - 1人
無所属(無) - 1人
杉並わくわく会議(杉わ) - 1人
無所属区民派(無区) - 1人
独自の施策
2002年3月、レジ袋税条例。同様の法定外目的税は全国初。5年後までに買い物客に占めるレジ袋辞退率60%が達成されれば、課税の実施は見送られる。
2002年8月、住民基本台帳ネットワークへの接続を拒否。現在は選択制に移行中。
2003年7月、危機管理室を設置し、同年8月には住宅地を巡回する等を行う安全パトロール隊を発足。結果的に2002年まで増加していた区内犯罪件数が減少。
2004年3月、「杉並区防犯カメラの設置及び利用に関する条例」。防犯カメラの運用基準を全国で初めて条例で規定。
2005年8月、杉並区教育委員会が新しい歴史教科書を作る会の教科書を採択。全国の自治体としては二例目。
2006年4月、杉並区独自の教員養成塾「杉並師範館」を開設。市区町村では全国初。
近年アニメーション産業振興も行っている。杉並区役所には「産業経済課アニメ係」がある。アニメを地域振興・地場産業として捉えたのは自治体としては初[2]。
産業
アニメ産業 - 日本全国に約400あるアニメスタジオのうち、70ほどが杉並区内にあり、周辺の練馬区や三鷹市とともに世界有数のアニメ産業集積地となっている。ハイジ、ルパン3世、ナウシカ、ガンダム等は杉並にあるスタジオで製作されてきた。