木本
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シダ植物には、古生代にはリンボクなど多数の樹木が存在したが、それらの子孫はごく小型の草本として生活している。現在のシダ類で大型になるのは、ヘゴなど、いわゆる木生シダ類である。ただし、その茎は材としては不完全で、表面を覆う根に支えられている。

裸子植物の祖先とされるシダ種子植物も大型で、裸子植物のほとんどが木本である。中生代の地上を覆ったのは、裸子植物の森林であった。それ以降は、その後に出現した被子植物に、多くの場所で取って代わられ、裸子植物は、寒冷地などにその勢力の多くを保持している。

被子植物は木本のものも草本のものもあるが、どうやら草本の性質は木本から二次的に出現したと考えられている。特に双子葉植物に木本のものが多い。非常に多くの群があるが、森林の形成から見ると、ブナ科植物が重要である。

単子葉植物には、普通の意味での木本はなく、いずれも特殊な構造をしている。ヤシ科タコノキ科などは木本である。イネ科タケは木本・草本どちらとも取れる。


文化的意味再び木材の良さが見直され始めた

生きた木は木陰を作り、風よけとなり、種によっては食糧を供給し、心に潤いを与えるので、人家周辺に木を植える事は世界に広くおこなわれる。地域によってその有り様は様々である。特に大きな樹木を神聖視して、これを祭り崇めることを巨木信仰という。天に届く木や、世界を支える木に関する神話伝説があちこちに見られる。単独の樹木ではなく、森林、あるいはそれを置く山を信仰の対象とする場合もある。日本では神社には鎮守の森があり、さらに神木がまつられることもある。 木にかかわる神話伝説の類いには以下の様なものがある。

世界樹 - 生命の樹 - 知恵の樹

潤いと木陰を求めて樹木を栽培することもよく行なわれる。町の中に植栽されたものを街路樹、特に道路ぞいに植えられたものを並木、庭の仕切りとするものを生垣、家を覆うように作られるのが屋敷林といったふうに、様々な呼び名がある。

木は製材され、木材となり、建築材や家具、さまざまな道具の材料として利用される。材木の供給を求めての人工林も作られる。内装に無垢材を使用した家はシックハウス症候群対策に再び見直されはじめた。また、木の香りにはリラックス効果が認められている。

また、人類の歴史のはじめから、燃料としても利用されてきた。木を蒸し焼きにして炭化することで、燃料としての有用性を高めたのが(木炭)である。

現代社会では、の原料としての用途も重要である。


種類

常緑樹:一年中、をつけている樹木。ツバキスギなど。葉の寿命は1?5年で古い葉を落とす。

常緑広葉樹:一年中緑の葉をつけており、広い葉をもつ樹木ツバキタブノキクスノキなど。常緑広葉樹林を造る。

常緑針葉樹:耐寒性があり温帯北部に分布する。モミトウヒなど。


落葉樹:冬に、葉をすべて落とす樹木。カエデサクラカラマツなど。

落葉広葉樹:温帯に分布する。ブナミズナラなど。

ブナ林

落葉針葉樹:カラマツメタセコイアなど。


針葉樹

針葉樹林


広葉樹

照葉樹林

硬葉樹林

夏緑樹林


脚注^ 尾池和夫 (2007-04-06). " ⇒京都大学-大学の紹介/総長室 2007年4月6日 大学院入学式 式辞". 2008年4月9日 閲覧。


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更新日時:2008年9月1日(月)08:57
取得日時:2008/10/07 10:28


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki