朝鮮労働党の諜報機関は、互いに似た名称で、活動の発覚後はしばしば名称を変更するため正確な把握が難しい。ここに挙げる機関の名称、機能は、1990年代後半のものである。
朝鮮労働党には、作戦部、統一戦線部、対外連絡部、対外情報調査部という諜報機関が存在する。対外情報調査部を除く3つの諜報機関は、平壌特別市牡丹峰区域戦勝洞労働党3号庁舎に位置するため、総称として「3号庁舎」と呼ばれることもある。
作戦部(???)は、スパイの護送及び浸透、破壊工作、要人暗殺を担当する機関である。7?10ヶ所の連絡所を管轄し、スパイを韓国(南朝鮮)や日本に護送している。ユーゴ級潜水艦浸透事件や、日本人拉致事件の実行機関と言われている。
統一戦線部(?????)は、韓国内の民間団体や海外同胞の包摂を担当する機関であり、南北対話と交流も指導している。過去、文化部と呼ばれていた。他の機関と比較して、公然の宣伝工作を行うことが特徴である。祖国平和統一委員会等の団体も、この機関の外郭団体である。また、在日本朝鮮人総連合会もこの機関の指導の下にある。最近まで、救国の声放送等の対南地下放送も運営していた。
対外連絡部(?????)は、韓国内に浸透するスパイや地下組織を管理する機関である。過去、連絡部、社会文化部と呼ばれていた。
対外情報調査部(???????)は、韓国以外の第3国における情報収集、第3国を経由した韓国内へのスパイの浸透を担当する機関である。過去、調査部、対外調査部と呼ばれ、35号室と称することもある。大韓航空機爆破事件、韓国の映画監督申相玉・崔銀姫夫妻の拉致等の実行機関とされる。
関連項目
一党独裁制
朝鮮民主主義人民共和国の政党一覧
民主集中制
在日本朝鮮人総聯合会
ヘゲモニー政党制
外部リンク
⇒朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法(全文)
⇒対北情報調査部
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更新日時:2008年8月29日(金)13:39
取得日時:2008/08/31 04:14