曹丕
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『列異伝』に関する考察

曹丕は志怪小説『列異伝』の撰者といわれているが、現行の『列異伝』は、『芸文類聚』『水経注』をはじめとする各文献に引用された話を集めた輯本であり、曹丕死後の景初正始甘露年間の話も含まれている。

隋書』経籍志では「列異伝 全三巻、魏文帝撰」とあるが、『旧唐書』では「全三巻、張華撰」となっており、『新唐書』芸文志では「張華撰」とするが、巻数を三巻ではなく一巻とするなど、記録の異同が多い。清の姚振宗『隋書経籍志考証』では「張華が魏文帝に続いて作り、後代の人々が混同したのだろう」としているが査証はない。

もともと「列異伝」という題名自体、誰でも付け得るものであり、『太平御覧』所収の諸文献を比較すると、撰者を記していないケースが多い。撰者名がある場合は、魏文帝に次いで張華が多い。そのほかにも呉の胡冲や西晋の皇甫謐の著作として『列異伝』の名前が見える。さらに、こうした類書の場合、著者の正確性をあまり問題にしないことが多い。このため現行の『列異伝』と曹丕の書がどのような関係にあるか、正確には分からない。



血縁


妃后

甄皇后(文昭皇后)

郭皇后(文徳皇后)

李貴人

仇昭儀

潘淑媛

朱淑媛

徐姫

蘇姫

張姫

宋姫

陰貴人

任氏

劉氏(献帝の娘)

劉氏(献帝の娘)



男子

曹叡(明帝)母は甄皇后

曹霖(東海定王)母は仇昭儀

曹協(賛哀王)母は李貴人

曹?(北海悼王)母は潘淑媛

曹鑒(東武陽懐王)母は朱淑媛

曹礼(元城哀王)母は徐姫

曹?(邯鄲懐王)母は蘇姫

曹貢(清河悼王)母は張姫

曹儼(広平哀王)母は宋姫


女子

東郷公主(明帝の同母妹)


脚註^ 『三国志』魏書明帝紀、景初元年6月


参考文献

松枝茂夫 『中国名詩選』上巻 岩波文庫、345頁。

伊藤正文 『中国古典文学大系』第16巻『漢・魏・六朝詩集』 平凡社、492頁。


外部リンクウィキメディア・コモンズには、 ⇒曹丕 に関連するマルチメディアがあります。

『典論』解説

曹丕文集


先代:
-皇帝
初代:220年 - 226年次代:
明帝
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 曹氏 | 三国志の登場人物 | 三国時代の皇帝 | 中国の詩人 | 187年生 | 226年没

更新日時:2008年10月5日(日)05:01
取得日時:2008/10/06 02:07


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki