基本線は前作に同じ。新たにおぶんが加わった。おぶんの父は仏の文吉(橋本功)といわれる岡っ引きだったが、1話で尾張藩の陰謀に巻き込まれて非業の最期を遂げた。おぶんは父の意志を継ぎ、魚屋を続けると共に岡っ引きとして活動する。源次の母おとら(菅井きん)、卯之吉の父治助(桂歌丸)が登場する話もある。(歌丸は笑点の大喜利の挨拶で日本テレビにも関わらず宣伝した。また、一度だけ歌丸と楽太郎の同番組名物罵倒合戦がある。)オープニング映像は砂浜を白馬で走る吉宗。エンディング映像は夏祭りがテーマとなっている。話数は少なく、III以来の路線はここで終了する。
スタッフ
プロデューサー:井土隆、稲垣健司、阿部征司、伊駒伊織、小林由幸
脚本:鈴木則文、胡桃哲、田村多津夫、井川公彦、和久田正明、石松愛弘、藤井邦夫、池田政之、今村文人、石川孝人、中野顕彰、志村正浩、渡辺善則
監督:岡屋龍一、荒井岱志、宮越澄、松尾正武、村川透、上杉尚祺
レギュラー
徳川吉宗(徳田新之助):松平健
南町奉行・大岡忠相:田村亮
御側御用取次・宍戸官兵衛:高島忠夫
め組組頭・長次郎:山本譲二
長次郎妻・おぶん:生稲晃子(第1話は魚屋兼岡引、第2話から長次郎妻)
め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
め組若い衆・駒三:西川潤
め組若い衆・忠太:木下通博
め組若い衆・佐渡吉:田井克幸
め組若い衆・虎松:福山龍次
彦根藩御息女・鶴姫:中村あずさ
鶴姫伯母・月島:長内美那子
御庭番・十文字隼人:大森貴人
御庭番・あやめ:大竹一重
彦根藩主・井伊直惟:入川保則(準レギュラー)
儒学者・室鳩巣:芝本正(準レギュラー)
江戸町火消肝煎・辰五郎:北島三郎(準レギュラー)
尾張大納言宗春:西岡徳馬(準レギュラー)
ナレーター・若山弦蔵
大岡役がIから19年間出演の横内正から田村亮に、爺役がIIIから9年間出演の船越英二から高島忠夫に、宗春役がIから19年間出演の中尾彬から西岡徳馬に、め組の小頭、若い衆は源次以外は全てキャストを一新した。辰五郎が頭を退き北島が準レギュラーになる等、大幅なキャスト刷新が行われた。今作から頭役が北島の弟子である山本になり(「自分の次は山本しかいない」という北島直々の依頼である)前作から出演のおぶんと夫婦になった。
今作最大の特徴は吉宗の許嫁として鶴姫が登場した事であり、彦根藩御息女の身分を隠し女大学明徳館の教授「千鶴」となっている鶴姫と、将軍の身分を隠し旗本の三男坊「徳田新之助」となっている吉宗との恋愛模様がシリーズを通して描かれている(因みに吉宗は千鶴が鶴姫である事を知っているが、鶴姫は徳田新之助が吉宗である事を知らない)。2話の最後で長次郎は辰五郎から徳田新之助が将軍吉宗である事を教えられた。さらに辰五郎はめ組の頭時代の無礼を詫びた。
史実に無い話で実在人物の間部詮房(西沢利明)が水戸黄門漫遊記に影響を受けて旅に出た徳川光圀の息子(甥)徳川綱條(神山繁)に刺客を差し向ける話もある。同話では綱條の息子徳川宗堯も出演している。オープニングや殺陣のテーマがアレンジされたり、今作以降、キャストとスタッフが横書きになるなどの変更もあった。放送終了日の3月7日は暴れん坊将軍IIの放送終了日と偶然にも全く同じ日である。
スタッフ
プロデューサー:井土隆、川田方寿、阿部征司、伊駒伊織、小林由幸
脚本:渡辺善則、井川公彦、鈴木則文、胡桃哲、池田政之、石川孝人、横山幸子、岸間信明
監督:村川透、松尾正武、原田雄一、上杉尚祺
レギュラー
徳川吉宗(徳田新之助):松平健
南町奉行・大岡忠相:田村亮
御側御用取次・宍戸官兵衛:高島忠夫(15話まで)
御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章(16話から)
め組組頭・長次郎:山本譲二
長次郎妻・おぶん:生稲晃子
め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
め組若い衆・忠太:木下通博
め組若い衆・佐渡吉:田井克幸
め組若い衆:神大介
長次郎姉、産婆・お凛:松金よね子
御庭番・十文字隼人:大森貴人
御庭番・皐月:東風平千香
江戸町火消総元締・辰五郎:北島三郎(準レギュラー)
尾張大納言宗春:西岡徳馬(準レギュラー)
吉宗生母・お由利の方:中村玉緒(準レギュラー)
ナレーター・若山弦蔵
前作のキーパーソン的な役割だった・鶴姫役の中村あずさが芸能界を引退したため、彼女周辺の展開をリセットする形となった。め組夫婦など殆どのキャストはそのままであるが、長次郎の姉であるお凛が登場し、ムードメーカー(時にはトラブルメーカー)となった為、賑やかさが増した。また、たまにお凛は吉宗のことを「新の字」と呼んでいる。
前作から出演の高島が病気のため降板、新たな爺として名古屋が登場。名古屋の大声で頑固一徹な爺は高島の穏やかな爺とは一味違った爺となった。オープニングは北島の歌となり、吉宗の江戸城脱出の様子などが映し出されている。因みに16話よりオープニング映像の爺が高島から名古屋に差し替えられた。高島が登場する、オープニング映像には違いがあるのだが(その他はそのままである。)、最後に吉宗が弓を放つシーンでは映像は高島のままになっている。今作はエンディングが無く、お馴染みのテーマは殺陣の時のみとなった。
中盤から話が始まってから途中でオープニングに入っている。辰五郎は花川戸辰五郎と名乗っているが、オープニング表示は辰五郎のままとなっている。花川戸の名は辰五郎のモデル新門辰五郎が幕末に浅草花川戸に住んでいた事に由来する。
31話の終焉では辰五郎の妻おさいは既に亡くなっている事になっている。36話では辰五郎のめ組の頭時代のシーンがある。