前作のキーパーソン的な役割だった・鶴姫役の中村あずさが芸能界を引退したため、彼女周辺の展開をリセットする形となった。め組夫婦など殆どのキャストはそのままであるが、長次郎の姉であるお凛が登場し、ムードメーカー(時にはトラブルメーカー)となった為、賑やかさが増した。また、たまにお凛は吉宗のことを「新の字」と呼んでいる。
前作から出演の高島が病気のため降板、新たな爺として名古屋が登場。名古屋の大声で頑固一徹な爺は高島の穏やかな爺とは一味違った爺となった。オープニングは北島の歌となり、吉宗の江戸城脱出の様子などが映し出されている。因みに16話よりオープニング映像の爺が高島から名古屋に差し替えられた。高島が登場する、オープニング映像には違いがあるのだが(その他はそのままである。)、最後に吉宗が弓を放つシーンでは映像は高島のままになっている。今作はエンディングが無く、お馴染みのテーマは殺陣の時のみとなった。
中盤から話が始まってから途中でオープニングに入っている。辰五郎は花川戸辰五郎と名乗っているが、オープニング表示は辰五郎のままとなっている。花川戸の名は辰五郎のモデル新門辰五郎が幕末に浅草花川戸に住んでいた事に由来する。
31話の終焉では辰五郎の妻おさいは既に亡くなっている事になっている。36話では辰五郎のめ組の頭時代のシーンがある。尾張宗春の登場は今シリーズ最終回を以って最後となった。終焉では最終回の2年後に隠居謹慎処分となっている(史実であり、これを基に話を製作すると最終回は1737年である事になる)。14話では悪徳商人自身(小沢象)が、徳田新之助を将軍吉宗である事を知っている異例の展開になっている。
放送日は最初は土曜日であったが16話から木曜日に変更された。この時から暴れん坊将軍のタイトルにローマ数字が無くなった。嘗てのレギュラーである、三遊亭楽太郎、入江麻友子、田中綾子、安藤あき子、宮内洋、準レギュラー長内美那子がゲスト出演し、楽太郎は北島と共演し、小金沢昇司がめ組の若い衆千吉役でゲスト出演し、北島、山本と共演した。実在人物である、島津継豊、松平頼渡(西園寺章雄)、小川笙船、西川如見(笹野高史)、関但馬守長広(榊原利彦)が出演している。
2000年3月30日〜2000年9月14日 全25話(通算799話)
スタッフ
プロデューサー:川田方寿、陶山敬、小林由幸、小嶋雄嗣
脚本:渡辺善則、鈴木則文、井川公彦、池田政之、扇澤延男、藤井邦夫、石川孝人
監督:村川透、松尾正武、石川一郎、上杉尚祺、森本浩史
レギュラー
徳川吉宗(徳田新之助):松平健
南町奉行・大岡忠相:田村亮
御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章
め組組頭・長次郎:山本譲二
長次郎妻・おぶん:生稲晃子
め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
め組若い衆・忠太:木下通博
め組若い衆・佐渡吉:田井克幸
め組若い衆・簑助:長田昭彦
長次郎姉、産婆・お凛:松金よね子
大岡姪・千奈津:松下恵
御庭番・十文字隼人:大森貴人
御庭番・渚:山口香緒里
南町同心・秋月敬之進:森下じんせい(準レギュラー)
江戸町火消総元締・辰五郎:北島三郎(準レギュラー)
吉宗生母・お由利の方:中村玉緒(準レギュラー)
ナレーター・若山弦蔵
前作の路線を踏襲。新キャラクターとして大岡の姪・千奈津が出演した。千奈津の母(大岡の姉)が田舎育ちのじゃじゃ馬娘に武家の作法を身につけさせるため大岡の元へ奉公に出したという設定。千奈津は叔父に馴れ馴れしい態度を取る徳田新之助に不審を抱き、正体を知るために徳田新之助のことを辰五郎に聞いたりするなどあれこれと詮索をする。なおこれらのことが原因で千奈津は時々であるが吉宗のことを不良旗本と思っている(劇中で一回、大岡が新之助=吉宗である事を千奈津に明かしているのだが千奈津はとりあわなかった)。
また、第1話の最後でおぶんが懐妊し、夫の長次郎やお凛らをはじめ、め組には活気が溢れる。おぶんは最終話で無事男児を出産。男児は辰五郎により「辰之助」と名付けられる。今作はオープニングとレギュラーアイキャッチがなくなり、エンディングは再び北島の歌でスタッフロールが流れるようになった。なお、エンディング映像にはクライマックス後の展開や吉宗らの日常が描かれている。
Xのレギュラー全員と辰五郎(北島三郎)が出演。元御庭番高島礼子がゲスト出演した。
スタッフ
プロデューサー:川田方寿、陶山敬、小林由幸、小嶋雄嗣
脚本:井川公彦、渡辺善則、塩田千種、ちゃき克彰、池田政之、扇澤延男、藤井邦夫、鈴木則文
監督:石川一郎、森本浩史、一倉治雄、村川透、上杉尚祺
レギュラー
徳川吉宗(徳田新之助):松平健
南町奉行・大岡忠相:田村亮
御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章
め組組頭・栄五郎:松村雄基
め組小頭・峰次:中野英雄
め組若い衆・仙太:長田昭彦
め組若い衆・歳松:上野秀年
栄五郎妹・お杏:いしのようこ