時効警察
ジャンル刑事ドラマ
脚本三木聡
岩松了
園子温
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
山田あかね
高山直也
塚本連平
吉田玲子
麻生学
オダギリジョー
福田雄一
大九明子
田中眞一
小峯裕之
監督三木聡
岩松了
園子温
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
塚本連平
麻生学
安見悟朗
オダギリジョー
大九明子
今泉力哉
森ガキ侑大
出演者オダギリジョー
麻生久美子
豊原功補
ふせえり
江口のりこ
緋田康人
光石研
岩松了
ナレーター由紀さおり
音楽坂口修
上野耕路
(SP・第3シリーズ)
スパム春日井
(SP・第3シリーズ)
国・地域 日本
言語日本語
シーズン数3
製作
チーフ・プロデューサー第1・第2シリーズ
黒田徹也(テレビ朝日)
SP・第3シリーズ
横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー第1・第2シリーズ
横地郁英(テレビ朝日)
遠田孝一(MMJ)
SP・第3シリーズ
大江達樹(テレビ朝日)
山本喜彦(MMJ)
制作テレビ朝日
メディアミックス・ジャパン
放送
映像形式音声多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式ウェブサイト
『時効警察』(じこうけいさつ)は、毎週金曜日23時15分 - 翌0時10分[1]に、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送された日本の刑事ドラマシリーズ。主演はオダギリジョー。
本項では以下の各シリーズと、特番作品について扱う。 時効(公訴時効)が成立した未解決事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山修一朗の活躍を描くコメディミステリードラマ。主人公らの恋愛描写があり、作品紹介では「脱力系コメディ」と表現されている。なお、殺人事件(人を死亡させた罪であって死刑に当たる罪)の公訴時効は、第2シリーズ放映後に刑事訴訟法が改正(2010年4月27日施行)され、撤廃されている。ヒロインの麻生久美子は、この作品が民放の連続ドラマ初出演となった。 2006年に放送された第1シリーズは第23回「ATP賞テレビグランプリ2006」ドラマ部門において最優秀賞を受賞[2]。 作品のトーンを主導したのは、3シリーズおよびスペシャルあわせて9本の監督と脚本を担当した三木聡で、他に4本を演出した園子温らの個性も反映されている。この他、主演のオダギリジョー・熊本課長役の岩松了が脚本・監督を担当したエピソードも存在する。 2006年1月から第1シリーズが金曜ナイトドラマ枠で放送され、連続ドラマシリーズはいずれも同枠で放送されている。ただし一部地域は『探偵!ナイトスクープ』放送のため時差放送[3]。詳しくは金曜ナイトドラマを参照 2007年4月13日より第2シリーズにあたる『帰ってきた時効警察』(かえってきたじこうけいさつ)が放映。 2019年8月21日、第3シリーズ前にドラマスペシャル『時効警察・復活スペシャル(時効警察はじめました 零号)』(じこうけいさつふっかつスペシャル〈じこうけいさつはじめましたゼロごう〉)が9月29日に放送されることが明らかになった[4]。 2019年9月12日、第3シリーズにあたる『時効警察はじめました』が10月11日から放送されることが明らかになった[5][6]。 2019年9月24日、公式HP内で第3シリーズの新キャストの過去を扱った特別ドラマが『時効警察とくべつへん』として10月19日からビデオパス、AbemaTVで動画配信される事が発表された[7][8]。 基本的には「物語の序盤で霧山が興味を持った時効事件の真相を一話かけて解明する」という毎回完結形式である。各話で取り上げられる事件に相互の関連はないが、人物やキャラクターの関連した登場は見られる。 刑事ドラマとしてのスタイルはコメディーでありながら倒叙物に近い形式(犯人自体はたいてい予告編で次回のゲストとして紹介される人物の役柄だったり、アリバイや証拠不十分で逮捕されなかった事件発生当時の容疑者だったりと、ほとんど明かされている状態)。犯人であると着目する理由としては、霧山は人の動作を見て判断している(便秘である・髪型が変わる・雨が降り出す・メガネが曇る等)が、その観点は独自性が強い。 物語の中には随所に視聴者の笑いを誘う要素がでたらめとも言えるほどに散りばめられており、その中にはちょっとした伏線が含まれていることもあるので、細部まで見逃せないものとなっている(この手法は同局の『TRICK』でも使われている)。また、パロディやもじり、昔の映画などを彷彿とさせる表現も多く、この点でも『TRICK』と共通している。ゲストキャラの回想シーンに学生時代が登場する場合、通常若手俳優が演じるところをゲスト当人が演じている。 登場人物のほとんどが独特のノリを持っており、奇抜な言動・行動が多い。なお、ヒロインの三日月はツッコミを受け持つことが多く、レギュラーの中では最も常識家で正常な感性の持ち主として設定されているが、それでも若干前のめりで騒々しい(名前と正反対であると本人も自認)女性として描かれ、演じる麻生はDVD特典映像(「帰ってきた」2巻)の中で「この番組に出るまでは、もっと神秘的なイメージの女優だった」と冗談まじりに語っている。また回を重ねるごとにキャラクターが崩壊するレギュラーメンバーも多い。 番組自体はハイビジョンで製作されているため、基本的にアスペクト比は16:9(ただしHOMEなどの一部地域では超額縁放送)であるが、過去の事件のあらましを振り返るシーンのみは4:3となっていたが、第3シリーズでは全て16:9に変更された。
時効警察:2006年1月13日 - 3月10日(全9回)
帰ってきた時効警察:2007年4月13日 - 6月8日(全9回)
時効警察・復活スペシャル:2019年9月29日
時効警察はじめました:2019年10月11日 - 12月6日(全8回)
時効警察とくべつへん:2019年10月19日 - 11月30日(全4回)
概要
放送
ドラマの流れ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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