券名の最初の文字は発行された時期によって紙幣を分類する記号で、A券、B券等と呼ばれる。概ね、昭和初期までは「甲乙丙丁」、戦時中は「いろ」、戦後はアルファベット「ABCDE」である。
一万円紙幣
五千円紙幣
二千円紙幣
千円紙幣
五百円紙幣
二百円紙幣
百円紙幣
五十円紙幣
二十円紙幣
十円紙幣
五円紙幣
一円紙幣
十銭紙幣
五銭紙幣
発行券名表の図案裏の図案サイズ(mm)
2004年11月1日E一万円券福澤諭吉鳳凰像(平等院)76×160
E五千円券樋口一葉燕子花図(尾形光琳)76×156
E千円券野口英世富士山・サクラ76×150
2000年7月19日D二千円券沖縄県首里城守礼門紫式部・源氏物語絵巻76×154
この表の「券名」は、最近の日本銀行と財務省の文書の表記に従っている。実際の券面の表記では、「一」は「壱」、「二」は「弐」となっている。
D券の製造中に、2回製造者の名称が変わっている。大蔵省印刷局→財務省印刷局(2001年1月)→国立印刷局(2003年4月)。従って(二千円券を除く)D券は日本銀行券で唯一の「財務省印刷局製造」となった。D二千円券については、前述のとおり供給過剰であることもあってか、2002年以降は全く製造されていない。
発行券名表の図案裏の図案サイズ(mm)
1984年11月1日D一万円券福澤諭吉キジ76×160
D五千円券新渡戸稲造富士山76×155
D千円券夏目漱石タンチョウ76×150
1969年11月1日C五百円券岩倉具視富士山72×159
1963年11月1日C千円券伊藤博文日本銀行76×164
1958年12月1日C一万円券聖徳太子彩紋84×174
1957年10月1日C五千円券聖徳太子日本銀行80×169
1953年12月1日B百円券板垣退助国会議事堂76×148
1951年12月1日B五拾円券高橋是清日本銀行68×144
1951年4月2日B五百円券岩倉具視富士山76×156
1950年1月7日B千円券聖徳太子法隆寺夢殿76×164
1946年3月19日A一円券二宮尊徳彩紋68×124
1946年3月5日A五円券彩紋彩紋68×132
1946年3月1日A百円券聖徳太子 法隆寺夢殿 天平雲 新円標識法隆寺93×162
1946年2月25日A十円券国会議事堂彩紋76×140
1943年12月15日い一円券武内宿禰宇倍神社70×122
1889年5月1日改造一円券武内宿禰 兌換文言(日本語) 偽造変造罰則文言彩紋 一円銀貨 兌換文言(英語)85×145
1885年9月8日旧一円券大黒像 兌換文言(日本語、英語)彩紋 偽造変造罰則文言78×135
この表の「券名」は、最近の日本銀行と財務省の文書の表記に従っている。実際の券面の表記では、「一」は「壹」または「壱」、「十」は「拾」、「円」は「圓」または「円」となっている。
戦前に流通した日本銀行券の中で1円の額面のもののみが残されたのは、1円が日本における基本通貨単位であることへの配慮に基づくとされている。