主要な産業としては農産物があげられる。米(コシヒカリ)が中心で収穫量は北海道についで第2位を誇る。特に魚沼地方で栽培されるコシヒカリは「魚沼産コシヒカリ」として、食味日本一の評価を受けるトップブランドであり、日本一の米どころであるといえる(その中でも南魚沼市旧塩沢町は最も良)。また、米に関連して米菓(煎餅、あられなど)の生産額も日本一、日本酒も兵庫県、京都府に次ぐ第3位である。
米以外では、隣の富山県ともども、チューリップの栽培が盛んである。意外なところでは、西瓜の栽培が盛んである。
日本で数少ない原油の生産地でもあり、これに関連してか石油ストーブ、石油ファンヒーターといった石油燃焼器具の生産が大きい。現在でも胎内市(旧中条町)沖に阿賀沖油田があり、採掘が進められている。佐渡島にはかつて金山(佐渡金山)があったが、1989年(平成元年)に閉山された。
他には金属製品の生産が多い。燕市・三条市の金属食器は国内シェアの9割を持ち、機械部品では、非鉄金属材料の加工に強みをもつ企業が多い。はさみや包丁、スパナなどの金属工具も大阪府に次ぐ2位である。北陸工業地域の中心的存在でもある。
繊維産業では、ニットの生産高が日本一。しかし、中国あたりに押され気味という。
発電では、阿賀野川流域に大規模水力発電所が立地しており、東京電力柏崎刈羽原子力発電所が、原子力発電所としては世界最大の出力を誇る。現在東北電力、中部電力が共同で操業する上越火力発電所(仮称)を建設中である。
1989年には工場立地件数で日本一になったこともある。
積雪地帯であり、特に中越地方と上越地方の山間ではスキー場が多い。しかし90年代前半のスキーブームは過ぎ去り、新潟県中越地震の影響や豪雪による交通網への影響が懸念され、2000年代に入ってからはスキー客が急激に減少傾向にある。これを受けて閉鎖されるスキー場も見られるようになっている。
よく「新潟県人はスキーをあまりしない」と言われるが、冬季の厳しい豪雪下の生活を知る県民にとっては「雪=辛いもの」というイメージが強い。つまりスキー客の大半は滅多に銀世界に来ない首都圏などからの集客によるところも大きかったという側面がある。今後は「雪を生かした観光」を目指し、新たな観光システムを構築していくことが望まれている。
県内の地域区分
上越市を中心とする上越地方、長岡市を中心とする中越地方、新潟市を中心とする下越地方、佐渡市からなる佐渡地方(一島一市)の四地方からなる。なお、佐渡島以外は地方間の明確な境界はなく天気予報などでは以下のように大まかに分けられているが、場合によって境界は多少移動する(長大県の地方分けで明確な境界がないのは新潟県のみ)。この他、中越地方と下越地方の中間に位置する三条市・燕市周辺を県央地域、中越地方の南魚沼市、小千谷市や十日町市周辺を魚沼地方、下越地方の阿賀野川以北を阿賀北や県北と呼ぶこともある。
他方、上記の県庁配置や道路交通網の発達ぶりから、県内間高速バス路線が比較的多い。
県面積が広いということもあり、2000年の段階では実に112もの市町村があったが(北海道、長野県に次ぎ全国3位)、平成の大合併で2008年4月までに31市町村となっている。
岩船郡を除く全ての郡が、1郡1町村の状態になっている。
以下の20市10郡7町4村がある。町は「ちょう」ではなくすべて「まち」と読む。
上越地方
上越市(特例市)
地域自治区: 安塚区?浦川原区?大島区?牧区?柿崎区?大潟区?頸城区?吉川区?中郷区?板倉区?清里区?三和区?名立区
糸魚川市
妙高市