コンバーティブル(セミオート・ポンプアクション切り替え式)
フランキ SPAS12(イタリア)
フランキ SPAS15(イタリア/ボックスマガジン式)
ベネリM3(イタリア)
サクソニア セミ・ポンプ(ドイツ)
セミオート
ブローニング・オート5(ベルギー)
ベネリM1(イタリア)
ベネリM4(イタリア/アメリカ軍で制式採用。米軍名M1014)
イズマッシュ・サイガ12(ロシア/セミオート・ボックスマガジン)
レミントンM1100(アメリカ)
ベレッタAL391(イタリア)
ポンプアクション
レミントンM870(アメリカ/信頼性の高さで民間・軍・警察用としてロングセラー)
レミントンM31(アメリカ/西部警察の大門圭介の愛銃として有名)
モスバーグM500 (アメリカ)
モスバーグM590(アメリカ)
ウィンチェスターM1897(アメリカ)
ウィンチェスターM1300(アメリカ)
ウィンチェスターM12(アメリカ)
イサカ M37フェザーライト(アメリカ/発売当初は最軽量)
マーヴェリックM88(アメリカ)
ボルトアクション
ミロク MSS-20(日本/スラッグ専用銃。高い命中精度を誇る)
ブローニング A-BOLT(アメリカ)
ターハント SLUG-GUN(高精度のサボット弾専用銃)
モスバーグM695(アメリカ)
その他
ウィンチェスターM9410(アメリカ/M94ライフルの410番散弾銃版。レバーアクション)
ウィンチェスターM1887(アメリカ/ターミネーター2に登場したレバーアクション散弾銃)
U.S. AS12(アメリカ・韓国/セミオート・フルオート切り替え式)
ストライカー12(南アフリカ/多弾式・12連発)
ジャックハンマー(フルオート)
散弾銃は、古くから軍や警察は接近戦用武器として採用している。散弾銃は機構が簡単であるため安価で機械的な信頼性が高い。塹壕戦やジャングル戦、あるいは室内戦と行った極至近距離の戦闘に用いられた。特に出会い頭の戦闘に強く隊の先頭を勤めるポイントマンに愛用された。ただ軍や特殊部隊では短機関銃や突撃銃の普及により本格的な対人戦闘に使われることはあまりなくなった。そういう部隊では扉の鍵を壊すなどが主な仕事となっていてマスターキーなどと称される。しかしそういうものがない警察官にとっては今も頼れる武器である。
アメリカでは軍において塹壕戦用に使われたことからトレンチガン(trench-gun)、警察では暴徒鎮圧用に使われることが多いためにライアットガン(riot-gun)とも呼ばれる。装備していれば独りで道路封鎖が可能なため、パトロールカーには必ず搭載されている。これらの銃は戦場や群衆の中での取り回しを考慮し狩猟用散弾銃より銃身が短く、装填できる弾数も多くなっている。また、銃床が折り畳み式になっているものもある。
市販実包の種類も多いために号数やスラッグを状況に応じて選択でき汎用性があるのも、散弾銃の利点である。実包サイズが大きいために用途に応じた軍・警察用の特殊弾も開発され、主なものに防弾ベスト等に対する貫通力を高めた多針弾頭弾(フレシェット弾)、暴徒鎮圧用弾丸として催涙弾(CN弾)やゴム弾(スタン弾)などがある。さらにはランチャー(発射筒)を銃口に付けて、手投げでは届かないような高層階の部屋へ榴弾(ガス弾・煙幕弾)を撃ち込むのにも使われる。
銃種としてはU.S. AS12のように機関銃のような全自動にも設定できる(セレクトファイヤー)のもの、SPAS-15のように箱型弾倉(ボックスマガジン)で多弾数と短時間での弾薬交換を可能にしたもの、ベネリM3のように状況や故障時に半自動式(セミオート)とポンプ式の切替可能なものがある。またアサルトライフル(M4A1やM16シリーズなど)のハンドガード下に装着し使用する物もあり、これはマスターキーと呼ばれドアエントリー時にカギ等を破壊するために使用される。
軍用・警察用は狩猟用に較べ殺傷力が高いために、治安上の観点からほとんどの国では一般人の所持が制限されている。日本でも12番を越える口径は、トド猟などの許可がある場合以外は制限されている。銃所持に寛容なアメリカでも銃身や銃床を切って全長18インチ(45センチ)以下としたもの、俗に言うソードオフ・ショットガンを一般人が許可証なしで持つことはアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(BATFE)が厳しく制限している(全長の短縮により隠匿しての携行が容易で、狭い空間でも扱いやすく、銃口付近のチョーク(絞り)が除去される事で、発射された散弾がすぐに拡散するため、至近距離の殺傷能力が増大するために、銀行強盗など屋内での犯罪に利用されやすい事から)。また、軍用銃と指定され所持が制限されている散弾銃も少なくない。
日本では一般の警察官は散弾銃を所持していないが、特殊急襲部隊(SAT)がモスバーグ社(アメリカ)、もしくはレミントン社やベネリ社(イタリア)の散弾銃を装備しているとの説がある。また海上保安庁では、M870、M500が配備され逃走船追跡の際に使用されており、自衛隊では特殊作戦群がM870を使用している。これまで、自衛隊は散弾銃を装備していなかったが、近年の国際情勢から、対テロ作戦戦時に扉を破壊するために装備された。
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